EXPO '70  ブルガリア パンフレット EXPO '70 パンフレットへ戻る
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       ブルガリア・パビリオン
         エキスポ−’70
 ブルガリア人民共和国は南東ヨーロッパ、バルカン半島の北部に位置する。約111,000平方キロメートルの国土には、850万人を越える国民が住んでいる。
 ブルガリアは民主々義的憲法と国民会議(ナショナル・アセンブリー)と呼ばれる議会をもつ共和国である。国民の代表(議会の議員)は全国民の中から選ばれる。労働者、共営農場の農民、知識人などすべての国民が、ブルガリア共産党、ブルガリア農民組合、そして広範な人民に基礎を置く社会・政治組織である祖国戦線などの組織を形成している。国家の元首は、ブルガリア憲法の定める手続きによって選ばれる、国民議会の常仕幹部会議長である。
 
 
 
 エキスポ’70のブルガリア館はブルガリアの山々を象徴しているが、その中でも中心的なのがバルカン山脈である。バルカン半島という名前の起源であるこの山脈は、ブルガリアの歴史において重要な役割を果してきた。
 過去において、わが国土への外国からの侵略者たちはバルカンの隘路で壊滅し、オスマントルコによる500年間の支配の時代にはこの山脈はブルガリア解放の戦士、ハイドウティや反乱軍に根域を提供し、何世紀もの間自由を愛するブルガリア精神を敵の手のとどかない小さな部落に保存するのに大いに役立ってきたのである。
 1878年には、バルカン山脈の中心部にあるあの伝説的なストレトフ山とシプカ峠にブルガリア民族解放の輝ける星が現われ、その2.3年後には同じくバルカン山脈のブーズルジャ山においてブルガリアア共産党が結成されたのである。
 ファシストによる抑圧の続いた暗い時代(1941−44)には、ブルガリアの山々は再度何千という民族の自由を目指す兵士、ブルガリアのパルチザンに避難所を提供することになった。
 
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