EXPO '70 自動車館 パンフレット | EXPO '70 パンフレットへ戻る |
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AUTOMOBIL PAVILION 自動車館 自動車館全景 博覧会出展者 ○社団法人日本自動車工業会 東京都千代田区大手町1-6-1
■構成会社(アイウエオ順) 愛知機械工葉株式会社 いすゝ゛自動車株式会社 川崎重工業株式会社 鈴木自動車工業株式会社 ダイハツ工業株式会社 トヨタ自動車工業株式会社 東洋工業株式会社 日産自動車株式会社 日産ディーゼル工業株式会社 日野自動車工業株式会社 富士重工業株式会社 本田技研工業株式会社 三菱重工業株式会社 ヤマハ発動機株式会社 リズムの世界 夜空にきらめく星がある一定の軌道をもって運行したり 一滴の水がせせらぎとなり大河となって海にそそぐ自然のいとなみの中に私たちはリズムを感じます 自然にリズムがあるように生命にもリズムがあり 私たちをとりまく社会にもリズムがあります 現代社会を構成する複雑で精妙なリズムの中で私たちは生活をいとなんでいるのです 自動車館のテーマ<リズムの世界>は自動車の機能が 今日の社会のいろいろなリズムの中でもとくに重要なリズムの一つと考えます 自動車館はこのテーマにもとずき3つの部分より構成されています
■エンジン楽器 −−− Aパビリオン 「エンジン楽器」はエンジンの形と動きを利用した高さ12mの巨大な動く彫刻を中心として3種類よりなる音響群 −−− パビリオンのまわりの床面にドップラー効果をもたらしつつ 高速で回転する音と 巨大な彫刻の動きにより生まれてくる現実音 それにパビリオン全体を包含する中心部の音響 −−− により構成されています このパビリオンはBパビリオン「1日240時間」のプロローグの役目を果しています ここでは エンジンのメカニズムを内的に体験されることでしょう EXPO '70 自動車館 テーマ=リズムの世界 ■映画/1日240時間---Bパビリオン 映画「1日240時間」は正面に3っ天井に1っ計4面のスクリーンをもつ映像システムで構成されています 脚本 安部公房 監督 勅使河原宏による特殊技術や色彩技術を駆使してあります そこには さまざまなリズムを持つ現代社会をとらえています 産業技術の革新により 激しいスピードで変貌をとげる社会構造 そのためしだいに拡大される時間と 縮少される空間をとらえ その未来である「神経反応加速剤」(アクセルチン)の発明がまき起す悲喜劇をユーモアとファンタジーを織りまぜたS・F的ミュージカルとして映し出しています ●上映時間30分(休憩時間20分)第1回目10.30より 最終回20.30より ■交通ゲーム(電子交通システム) この交通ゲームは私たちが今日直面している交通事情を解決するためコンピュターを導入したまったく新しい交通システムで 万国博テーマ「人類の進歩と調和」の趣旨にう沿って展示したものです ゲームのフィールドは5m間隔 縦横6本ずつの走路によって構成されています バッテリー動力のミニカーは 常にコンピューターによって制御され 操縦席の指示磐に進行可能な方向が示され 乗客は与えられた方向の中から 操縦レバーによって好みの方向を自由に撰択し 自動的に衝突を回避しながら安全に目的地に到達することができます ●交通ゲーム実動時間は11.00〜19.00迄です |
Copyright © 2002 Hiroshi Masuda