EXPO '70  松下館 パンフレット EXPO '70 パンフレットへ戻る
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小鳥さえずる「5000年の道」
 
日本の美を生かした松下館
ようこそおいでくださいました。松下館は、日本万国博覧会へ「伝統と開発」を出展のテーマとして参加いたしました。−−−私たちが祖先から長い歳月にわたって、受け継いできた美しい伝統を後世に伝え、その良き伝統の上に立って、新しい未来を開く科学技術の開発をすすめることは、日本の将来、人類のしあわせと進歩のために非常に意義深いことであります。
松下電器産業をはじめ、松下グループ21杜は総力を結集して、この美しい伝統を、天平の面影を生かした堂宇に求め、新しい技術開発の粋を「タイム・カプセルEXPO'70」の制作に集中し、この「松下館」でその姿をお目にかけております。どうぞ、ごゆっくりご観覧くださいませ。
 
 
5,000年後の人々に贈るタイム・カプセルEXPO'70
 
現代日本科学陣の頭脳を結集
超歳月に耐えるカプセル開発
タイム・カプセルEXPO'70は、現代文化を5,000年後の人々へ贈ろうという、夢多い、すばらしく遠大な事業です。 松下電器研究陣は、日本の頭脳を代表する茅誠司博士(元東大総長)をはじめ22人の学者のご指導のもとに5,000年の超歳月に挑戦し、どんな衝撃にもびくともしない容器の開発、化学変化を起こさない収納物の研究と取組むなど、幾多の難題を解決しました。
 
世界的視野で選ばれた20世紀の素顔
         総計2,068点
タイム・カプセルの中に入れる収納物は、総計2,068点。赤堀四郎博士(元阪大総長)をはじめ自然科学、社会科学、芸術の各分野の権威者28人からなる選定委員が、国内はもとより、世界36ヵ国632人の有識者に呼びかけて、世界的視野に立って選びました。
 
限りない想像と夢を秘めて
万国博後大阪城本丸跡に埋設
現代の科学技術を総動員してつくられたカプセルは、内径1メートルの球形で、重量は1.6トンです。5,000年の長い時間に耐えるため、球には、現代考えられる最もすぐれた特殊鋼を使い、特殊溶接で封じております。
カプセルは万国博終了後、大阪城本丸跡の地下13〜15メートルのところに2個埋設され、上の方の第2号カプセルは30年後の21世紀初頭に開き、その後100年ごとに開き調ペます。下の方の第1号は5,000年後の6,970年まで埋設されます。
 
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