EXPO '70 スカンジナビア パンフレット | EXPO '70 パンフレットへ戻る |
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産業社会に置ける環境の保護 環境が保護され公害に対する対策が施されなければ、健康と福祉は、危機にさらされます。この挑戦は、個々の民族および全人類の問題です。
北欧諸国−デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェーおよぴスウェーデン−は、多くの分野で密接な協力を行っています。公害に対する戦いで私たちは共同研究を行い、環境を効果的に保護することができる共通の法律を作ろうとしております。 エキスポ’70で、私たちは工業社会の否定的な面と肯定的な面に関する光と音のショーをご覧にいれます。私たちは独善的な宣伝者として自分を示そうとは思いませんが、世界的な公害間遠は、そのテーマとして“人類の進歩と調和”をかかげる万国博覧会で取りあげられるべきだと考えます。 スウェーデンのイニシアチブによって、国際連合は1972年の環境保護に関する国際会議の開催を発表しました。私たちは、あらゆる国が環境保護の努力のために集まることを望んでおります。 スカンジナビア館は、プラス面とマイナス面のふたつにはっきりと分けられています。その仕切りが、白線で床にかかれています。天井には20のスクリーンの間に同じ仕切りがあります。このスクリーンは、90の映写機から合計7,200枚の写真を映します。この写真の9割は、北欧で写されました。 マイナス面では、人間と環境に対する公害の脅成を描いています。水、大気、土地が三つの中心テーマです。 プラス面で私たちは、現代福祉社会における肯定的な面を示しています。 このプログラムは、写真、イラスト、カリグラフイの混成の電子操作を通してノン・ストップで進められます。 天井からは、日本語と英語による小さなメッセージが送られます。このメッセージは、お客様がお受け取りになりましたファンの上にとらえることができます。 音は、床と天井の拡声機から拡散されます。音の構成は、変化に富んだ合成的な、部分的に自然な全く具象的な音を使っています。写真と音のコンビネーションは、この博覧会の期間中、週ごとに、日ごとに、そして時間ごとに変わります。 デンマーク アイスランド フィンランド ノルウェー スウェーデン スカンジナビア館 EXPO'70 創作チーム デザイナー イェスヘル・テーゲルン(JESPER TOGERN) トルキル・エーベルト(THORKIL EBERT) 作家 ヘニング・ニスタド(HENNING NYSTAD) 作曲家 アルネ・ノールヘイム(ARNE NORDHEIM) 技師 カールステン・シヤクト・ヘーテルセン(KARSTEN SCHACHT PETERSEN) |
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Copyright © 2002 Hiroshi Masuda