EXPO '70 生活産業館 パンフレット | EXPO '70 パンフレットへ戻る |
生活産業館 (パンフレットサイズ 約25%) |
(1) (2) (3) |
テーマ 朝 な 夕 な ■生活産業館とは・・・・・・ 私たちの暮らしの中で、なじみの深い33の会社や団体が、アイディアと技術をあつめて、つくりあげた生活産業館。それは <ハニーハウス> と名づけられた、蜂の巣型の展示コーナーと、<カルーセル>と呼ばれる回転劇場からなる、楽しく、明るいパビリオンです。“朝な夕な”というテーマのもとに、ここでは私たちの生きることの喜び、としあわせが、1日の流れを通じ、四季の移り変わりを追って、高らかにうたいあげられ、再現されているのです・・・・・・。 ここに日本の朝が、日本人の活動が、日本の家庭のたのしさが ハニーハウス プロローグ 六角形の幾何学的な美しさをもつ28のブースを、さながら巨大な蜂の巣のように組立たパビリオンがハニーハウスです。館内28ブースは、私たちの朝から夜までの生活の流れのなかにあるテーマごとに五つの部門にわけられています。 1 朝の家族 パッとさしこむ早朝の太陽のなかにうかび出る、さわやかなわが家の朝。露をふくんでキラキラ光る花々、小鳥のきえずりも、いきいきとしています。目覚めて、顔を洗って、さあ朝ご飯。お出かけ前に、ファクシミリ(電子新聞)に目を通して、「いってきまぁす!」 2 働く人々 街はラッシュ、足どりは元気いっぱい。ダイナミックに活動しはじめたビジネスタウンの空気を、うんと吸いこんで、歩く、話し合う、片づける、考える……。明るく、機能化されたオフィスで、テキパキと仕事に取り組む−−−いちばん生活力の充実したときなのです。 3 喜びの家族 あふれるばかりの陽光に、ゆたかな色杉が洪水のように流れて、ときは昼下り。子供たちの遊ぶはずんだ声が、青空高くこだまします。健やかに生きることの尊さ、たのしい旅へのいざない・・・真昼の人びとのユメは、無限につむぎ出される糸のようにはてしありません。 4 団らんの家庭 くつろいだムードが私たちに安らぎと開放感をあたえてくれます。美しいお菓子のお庭が見える部屋でみんな揃って楽しい食事の団らん。そして明日への希望を仲良く語っております。窓から見上げると実しい星が幸福を祈るようにまばたいているのです。 5 夢見る喜び 一日の生活が終って夢の世界への出発‥‥‥。壮大な自由の夜空に金と銀とのファンタジックな星の精、その空間にいっぱい広がる銀色の糸が地上の私達に明日への、そして未来への希望ある夢を見せてくれます。 |
|
生活産業館 (1) (2) (3) |
Copyright © 2003 Hiroshi Masuda