EXPO '70  ザンビア館 パンフレット EXPO '70 パンフレットへ戻る
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 ザンビアの世界的に有名な数々の名所で休日をおすごし下さい。たとえば、息をのむようなビクトリア滝、強烈なカリバダム、さらに広大な狩猟地域になっているカフェ国立公園やルアンガ渓谷国立公園など。そして、この途方もない銅の大鉱脈をご覧下さい。発展しつつあるザンビアの産業とこれからの貿易の可能性にご注目下さい。
ザンビアの休日
 ザンビアを訪れる人々に、年中健康的で爽快な天候のもとで大へんバラエティに富んだ、はらはらするような呼びものや、一度行くとよいおもしろい所を御紹介いたします。
 最も有名な見ものは、いうまでもなく、ビクトリア滝でしょう。それは、大きなザンベージ川の水が350フィートの崖をおちて、下の山あいにぶつかるのです。一秒につき、百万ガロンを越える水が一マイル巾の岩だなにぶつかる時のとどろきは、あたかも連続的に雷の音がしているようです。だからでしょう、この滝は古くからザンビアの人によって“雷の音のする水煙”という意味で“モジオァチュニア”と名づけられています。滝の水量は9月から11月にかけて、やや少なくなります。この時が一番、滝を見物するのによい時期です。水しぶきによって景色がさえぎられることもなく、天候や光線の具合も写真を撮るのに最適です。この滝の他にこの地域にはもっと多くの見るべきものがあります。ロマンチックな汽艇が豊かなザンベージ川にそって巡航し、魚釣りの好きな方には、道具や舟を借りて、たくさんのいろんな種類の魚を釣る楽しみも用意してあります。リビングストーン博物館は、デービッド・リビングストーンの功績と体験記の収集とこの国の初期の生活様式を展示していることでよく知られます。それほど公式ではありませんが、同様に迫力あるものに、美術工芸品のザンビア野外博物館があり、そこにはザンビア人の伝統的な生活様式が、永久に保存されています。ザンビアで最も古いリビングストーンの町には、いくつかのホテルやモーテルが、先述のビクトリア滝から、たった数マイルのところにあります。ビクトリア滝とリビングストーン博物館へはタールばりの道路がつづき、飛行機でも、バスでも、列車でも、ごく簡単に行けます。
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 アフリカにある最もすばらしい狩猟指定地の一つは、ルアンガ谷でしょう。こゝはアフリカ大陸でも一番の狩猟指定地といえます。こゝではキャンプを張らなくても、ごく日頃のそぞろ歩きで野生の生き物をみられるというものです。これは比較的狭い地域に集中しているからで、すばらしくバラエティに富んだ狩猟風景を楽しめます。ぞう、さい、水牛、おおかもしか、えだかもしか、また同様に、美しい鳥類も時には1時間も歩かないうちにみられます。百獣の王、すなわちライオンの狩猟は、少し時間がかかりますが、努力を続ければ獲物を倒したあと、誇らしげに休息しているライオンの姿を見ることもありましょう。ルアンガ谷には、6つの簡易休憩所があり、誰でも使用できます。
訪問者はホテル用設備の全部整っている、ムフウェロッジを除いて、他の休憩所へは、食料を持参しなければなりませんが、ベッド・テーブル・クロス、その他料理人を含む職員も用意してご
 
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