<日本万国博覧会> | ||
1970年までの主な博覧会 | 博覧会国際事務局(BIE) 博覧会の記念切手 |
開 催 年 | 万 国 博 | ||
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1851年 嘉永4年 |
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1853年 嘉永6年 |
ニューヨーク(アメリカ) ロンドン博を見学したニューヨークの実業家の一団が計画する。エレベーターの実験が行われる。アメリカ、ヨーロッパの文化交流促進に大きな役割を果たす。 |
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1855年 安政2年 |
パリ(フランス) ナポレオンV世の提唱し、フランスで初めて開催される。放射状道路と環状道路を組み合わせて計画される。日用品、クルップの超大型重砲などが展示される。 |
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1862年 文久2年 |
ロンドン(イギリス) 1851年のものより規模は小さくなるが、蒸気機関車、モノタイプ、植字機、電気器具など生活向上に役立つ製品が展示される。第1回遣欧使節(文久使節)竹内下野守の一行が初めて博覧会を見る。この使節団には福沢諭吉もいた。 |
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1867年 慶応3年 |
パリ(フランス) 日本(徳川幕府(大日本大君政府)と薩摩藩(薩摩政府))が初じめて参加し、漆器、陶器、髪類などを展示する。主建築物の周りに外国の建築物がつくられ各国のレストランができる。電気器具、ガス灯、ボールベアリングなどが展示される。 |
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1873年 明治6年 |
ウィーン(オーストリア) 日本(明治政府)は代表的な産物のほか名古屋城の金のシャチなどを展示する。多くの技術伝習者を派遣し、養蚕、活字、染色などを学び、日本の近代化、工業化に貢献した。主建築物の丸屋根(270フィート)の上に展望台をつくり、エレベーターで観覧客を運んだ。 |
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1876年 明治9年 |
フィラデルフィア(アメリカ) アメリカ独立100年記念。主建築物以外に出品物にあわせたパビリオンがつくられる。電話機、ミシン、タイプライターなどが展示される。167の展示館が建てられ日本館も大きいものが建てられる。 |
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1878年 明治11年 |
パリ(フランス) 馬車用ゴムタイヤ、自転車、蓄音機などが展示される。繋留気球が人を乗せて500メートル上空にあげられる。水族館も登場する。国際会議(万国美術文学著作権、万国郵便、度量衡統一など)が同時に開催される慣例ができる。 |
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1889年 明治22年 |
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1893年 明治26年 |
シカゴ(アメリカ) コロンブスのアメリカ発見400年記念(発見は1492年であるから実際には401年)。シカゴ市と会場間に最初の高架電車がつくられる。移動歩道(1600メートル)、観覧車(直径85メートル)が登場する。日本からは宇治・平等院の鳳凰堂を模した建物が出展される。 |
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1900年 明治33年 |
パリ(フランス) 会場7カ所で公式展示館が36のほか約100のフランス館、75の外国館が出る。自転車、自動車、X線、無線電信、蓄音機による伴奏付き活動写真などが展示される。 |
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1904年 明治37年 |
セントルイス(アメリカ) ルイジアナ買収100年記念。自動車160台、自動電話交換機、5機の気球などが展示される。敷地面積500万平方メートル、1576棟の建物、会場内を走る鉄道の駅が17という巨大なものである。会場では猛暑で倒れる人が続出するが、このとき出展されていた救急車が大活躍する。 ルイジアナは元フランス領で、ナポレオンがアメリカに売却する。 |
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1915年 大正4年 |
パナマ・太平洋博覧会(サンフランシスコ(アメリカ)) パナマ運河開通記念。文化を中心に建築、彫刻、壁画、色彩などを芸術的に調和させる。園芸も取り入れられ、いろいろな花や樹木も植えられた。また、初めて宣伝に映画を使う。 |
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1928 国際博覧会条約制定 | |||
1930年 昭和5年 |
リエージュ(ベルギー) 産業科学万国博覧会。ベルギー独立100周年を記念して開催される。国際博条約に基づく最初の博覧会である。 |
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1933〜34年 昭和8〜9年 |
シカゴ(アメリカ) シカゴ創建100年。万国博覧会初めて、「進歩の一世紀」というテーマが揚げられた。会場建築の多くがプレハブづくりとなり、窓なし、空気調節、照明により展示方式が大きく変化する。 |
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1935年 昭和10年 |
ブリュッセル(ベルギー) 切 手 ベルギーの鉄道開通100年記念。「民族を通じての平和」をテーマに開催される。大宮殿を中心に350の建物・ホールがつくられる。大宮殿は定期市の会場として、また一部は鉄道記念館となる。 |
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1937年 昭和12年 |
パリ(フランス) 切 手 「芸術と技術の博覧会」をテーマに、「近代生活における芸術と技術」をサブテーマに開催される。プラネタリウム、ゲルニカ(ピカソ)などが展示される。 |
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1939年 昭和14年 |
ニューヨーク(アメリカ) 切 手 初代大統領ワシントン就任150年記念。「明日の世界」をテーマに開催される。窓なしの建築が増え、壁面を広く利用した展示が始まる。ナイロンの特設館、プラスティック製品、テープレコーダー、テレビなどが展示される。5000年後まで保存されるタイムカプセルがつくられる。 |
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戦後 | |||
1958年 昭和33年 |
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1962年 昭和37年 |
シアトル(アメリカ) 切 手 21世紀博覧会と名付けられ、「宇宙時代の人類」をテーマに開催される。回転式展望台をもつ高さ180メートルのスペース・ニードル(宇宙の針)がつくられる。都心から1.9キロメートルのモノレールがつくられ、入場者予測に電子計算機が利用された。第2種一般博覧会として開催される。 会期は1962年4月21日〜10月21日までの184日間。 |
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1967年 昭和42年 |
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1970年 昭和45年 |
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1475 ロンドン フランス物産展 1667 フランス フランスアカデミー展覧会(美術) 1756 イギリス 英国産業博覧会 1761 イギリス 1798 パリ フランス国営博覧会 1879 シドニー (小規模) 1880 メルボルン (小規模) 1901 グラスゴー 1905 リエージュ(ベルギー) (小規模) 1908 英仏博覧会 1910 日英大博覧会 1910 ブリュッセル (小規模) 1924〜25 ウエンブレー 大英帝国博 1925 パリ パリ万国装飾芸術博 (小規模) 1926 フィラデルフィア 米国独立百五十年記念 1931 パリ 国際植民地博 切 手 1939 サンフランシスコ ゴールデンゲート博 1939 スイス博覧会 チューリッヒ(スイス) 切 手 1940 日本・東京 紀元二千六百年記念(中止) 1942 イタリア ファシスト革命二十周年(中止) 1953 フィリピン世界博覧会、マニラ(フィリピン) 切 手 1958 第10回ルクセンブルグ博覧会 切 手 1964〜65 ニューヨーク 切 手 1964 スイス博覧会、ローザンヌ(スイス) 切 手
参考文献:日本万国博覧会公式ガイド、
5000万人のための万国博オールガイド(実業之日本社)
Copyright © 2001-2008 Hiroshi Masuda