<日本万国博覧会> | ||
パビリオン(南北アメリカ) | パビリオン一覧 |
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カナダ館(発見)
三万枚の鏡を張った鏡の殿堂である。中庭は木と水のある公園が造られる。地下展示場は、コンピュータを使った視聴覚展示が中心である。エキスモーの彫刻家が作った大壁画も展示される。
アメリカ館(アメリカのイメージ)
アポロ11号が持ち帰った月の石のほか実物の司令船、月着陸船を館内に模される「静かな海」に展示する。エア・ドーム方式の一万平方メートルの広い館内では宇宙展、スポーツ展、写真展、建築展、ニューアート展、民芸展などの展示をする。ベーブ・ルースら野球選手の使用品も展示する。
キューバ館(新しい人間像をめざして)
革命後の新しい国づくりにはげむ国民の姿を紹介する。チェ・ゲバラ、カストロの展示もある。本場ラテン音楽も演奏される。
メキシコ館(芸術を通じてよりよき相互理解のために)
最高の傑作「太陽の石」(アズテック・カレンダー)をはじめ各時代の多様な芸術を展示する。屋外ステージではフォークダンスやマリアッチを毎日紹介する。
アルゼンチン館(平和と自由と幸福)
一階はタンゴを聞きながらのレストラン、二階に農牧産品、軽工業品を展示する。ガウチョ(カウボーイ)使用の品物も展示する。
コロンビア館(健全と調和)
首都ボゴタの黄金美術館やコロニアル美術館、ニューヨーク近代美術館からの美術品の数々が展示されるほか、世界最大というエメラルドも初公開される。
チリ館(太平洋の水平線を広げる)
光と音による展示のほか、イースター島から運ばれてきた巨大な石の彫像が見もの。館内は静かなオアシスの感じ。
ブラジル館(リズム)
高原の真ん中に新首都ブラジリアを建設した国の力を展示する。「リオのカーニバル」はお祭り広場で「阿波踊り」と競演する。
第2A地域 |
第2B地域 |
パナマ館(人類に貢献するパナマ) 国際共同館第2A地域。
活発な商業、貿易のほか、最近進む産業開発の姿を展示する。
ウルグアイ館(国境のない世界と、地上から貧困を追放する) 国際共同館第2A地域。
皮製品、織物などの輸出品や観光客の多い国土を紹介する。
ベネズエラ館(未来を見つめるベネズエラ) 国際共同館第2A地域。
油田で躍進した国である。発展する国のエネルギーを紹介する。
ペルー館(国民の進歩と発展のための平和革命) 国際共同館第2A地域。
インカ遺跡、漁獲量世界一の水産業、鉱業などを紹介する。
エルサルバドル館(火山の国−日本の友達) 国際共同館第2B地域。
輸出中心のコーヒー、綿花などの農産物などを紹介する。
コスタリカ館(米州の楽園) 国際共同館第2B地域。
「中米のスイス」の風景やコーヒーなどの産物を中心に展示する。
ドミニカ館(アメリカ大陸の発見) 国際共同館第2B地域。
ドミニカ糖をはじめ経済を支える農産物の紹介が主である。
ニカラグア館(ニカラグアは向上を求め、またそれをなしとげている) 国際共同館第2B地域。
コーヒー、綿花などの産業と日本との貿易関係を展示する。
エクアドル館 国際共同館第2B地域。
パナマ帽の本場、世界最大のバナナ国として展示する。
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週刊朝日(臨時増刊号)1970.2.25より
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