EXPO'70<日本万国博覧会> 私のおもちゃ箱-EXPO'70
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日本万国博覧会地図(民間団体2)

タカラビューティリオン館(美しく生きるよろこび)

 地下劇場での映画も不思議な経験だが、見ものはカプセル化された浴室や台所ユニットの展示である。未来の宇宙ステーションを訪れた気持ちになる。照明や音楽にも特色を出している。そばにシンボルタワーも建つ。


鉄鋼館(鉄の歌)

 室内のいたるところに配置された千を超すスピーカーからのステレオ音楽が自慢である。バシェの鉄の楽器彫刻も鳴らせる。


電気通信館(人間とコミュニケーション)

 巨大なアイドホール、無線電話、レーザーカラーテレビなど、明日の通信施設を紹介する。世界最初の多元中継も行われる。出展は電電公社と国際電電である。


電力館(人類とエネルギー)

 五面スクリーンの映画が見ものである。百万ボルトの放電スペクタクル、引田天功のマジックや電気を使った催しがいっぱいある。


東芝IHI館(希望−光と人間たち)

 半球型劇場での三百六十度映画は、各国の風俗、自然の中での若者を描く。観客五百人をのせてせり上がる円型観客席がすごい。「水と光の広場」は楽しい。


日本繊維館(繊維は人間生活を豊かにする)

 青春のイメージを歌うサイケな映画「アコ」と、ファッションショー中心の展示である。奇妙なことばで語りかける人形もある。


日本民芸館(暮らしの美)

 古いものから棟方志功の板画、浜田庄司の益子焼きまであらゆる民芸品が展示される。


日立グループ館(追求「未知への招待」)

 コンピュータを使って空中旅行を味わわせてくれる模擬飛行装置がある。レーザー光線を利用した大カラーテレビは初公開である。


富士グループパビリオン(二十一世紀へのメッセージ)

 ホロ馬車型の展示館は、空気の建物である。出し物は、「マルチ・ビジョン」と百六十以上のスクリーンに映される千変万化の映画「マンダラマ」が中心である。


フジパンロボット館(子どもの夢)

 手塚治虫が考えた子ども天国である。さまざまなロボットが総登場する世界で、子どもが喜ぶことうけあい。ショーもある。


古河パビリオン(古代の夢と現代の夢「東大寺七重の塔とコンピュートピア」)

 復元された塔は展望台でもある。声でクレーンを動かしたり、簡単なメロディーを編曲するミュージックホールなどがある。コンピュータ時代を示す展示である。


ペプシ館(垣根なき世界)

 工学と芸術の結合が生んだ未知の世界がうたい文句である。レーザー光線の雨、はすむ床など、光と音でつくった幻想の国。


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週刊朝日(臨時増刊号)1970.2.25より

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