ホームページの作成(ホームページビルダー6)
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 4.サイトを作る

 作成したホームページはサーバー・コンピュータに保存しておく。そのとき、一連のホームページはひとつのフォルダに保存されることが多い。また、私たちがプロバイダと契約し、ホームページを保存するサーバーの領域もフォルダという形で提供される。これがサイトと呼ばれる。
 作成したホームページを公開するには、このプロバイダから提供されたサイトにアップロード(転送)しなければならない。必要なファイルをひとつずつ転送していては大変である。また、ホームページを更新するとき、どのファイルが転送済みかわからなくなる。
 このホームページビルダーは自分のコンピュータ上に仮想のサイトを作ることができる。コンピュータ上にホームページ専用のフォルダ(サイト)を作成し、その中にホームページで使われているすべてのファイルを入れておく。このようにしておけば、サイト転送機能を使ってサイトに必要なファイルを一括して転送することがでる。また、ホームページを更新したときは、更新されたファイルだけをサーバーに転送することができる。

 サイトを作るには、メニューから次のように選択する。
    [サイト] → [サイトの新規作成(N)...]

 

 ここでは、sample2フォルダをひとつのサイトとして設定してみる。
 sample2フォルダには、すでに作成したファイルindex.htmlがある。このファイルをトップページとする。

操作1 サイトの名前を入力する。とのような名前でも、漢字でもOKである。[次へ(N)]をクリックする。

操作2 トップページは用意してあるので、@をクリックする。次に、Aをクリックするとファイルを保存するときと同じようなダイアログが表示される。ここで、トップページ(Cドライブ、sample2フォルダのファイルindex.html)のファイル名を選択する。

操作3 Bの詳細設定をクリックすると次のようなダイアログが表示される。


 このダイアログでは、サイト内に保存するファイルをさらに種類ごとに整理するためのフォルダを設定することができる。ここでは、画像ファイルだけをサイト内のfigフォルダに保存する設定にする。
 [参照(2)...]をクリックすると次のようなダイアログが表示される。
ここで、[新規フォルダの作成]をクリックし、フォルダ名にfigと入力して設定する。[OK]をクリックしていきサイト新規作成のダイアログに戻る。
 

操作4 [次へ(N)>]をクリックすると次は転送の設定になるが、この設定はプロバイダごとに違うので、ここでは省略する。「転送時に転送設定をする(l)」が選択されているのを確認する。
 [完了]をクリックしてサイト作成の終了である。

 現在のファイル(index.html)を上書き保存する。([ファイル(F)] →  [上書き保存(S)])
 現在のサイトはsample2フォルダで、画像のファイルはsampleフォルダにある。画像ファイルはsample2フォルダ内のfigフォルダ(sample2/fig)に保存するように設定したので、次のようなダイアログが表示される。

 別のフォルダにある画像はサイト内の指定フォルダにコピーしてくれる。ここでは[OK]をクリックすればよい。


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 ホームページの作成(ホームページビルダー6) Copyright © 2002 Hiroshi Masuda

 

 

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