ホームページの作成(ホームページビルダー6)
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 9.音楽の再生

 ホームページが表示されたときに音楽が流れるようにする。
 音楽のデータファイルも画像ファイルと同じように別に用意しておく必要がある。
 ここでは、ホームページビルダーの素材集を使うことにする。

 音楽を流すには、メニューから次のように選択して音楽のファイルを選択する。
    [挿入(I)] → [BGM(M)] → [ファイルから(F)...] または [素材集から(G)...]

 

 新しくページを用意して音楽が流れるようにしてみる。
    [ファイル(F)] → [新規作成(N)] → [標準モードで新規作成(B)]

 このページは後でファイル名 hpage4.html として保存する。

操作1 音楽が流れるようにするだけでは何も表示されないので、「音楽の流れるページです。」と入力しておく。

操作2 メニューから次のように選択して音楽のファイルを選択する。
    [挿入(I)] → [BGM(M)] → [素材集から(G)...]
    
    ファイル名(どれでもよい)を選択して、[開く(O)]ボタンをクリックする。

 次の図が音楽ファイルを選択(貼り付け)した後のものである。
    
 四角形のボタンのようなものが貼り付けられる。

 ブラウザで表示して確認してみよう。
 ブラウザには四角形のボタンのようなものは表示されない。音楽が流れているか確認する。

 作成・保存後のHTMLソースは次のようになる。(画像のファイル名、改行位置などは違う場合がある。)

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<HTML>
<HEAD>
<META name="GENERATOR" content="IBM WebSphere Homepage Builder Version 6.0.2.1 for Windows">
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<TITLE></TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<P> 音楽の流れるページです。</P>
<P><EMBED src="cooking.mid" autostart="true" hidden="true" loop="true"></P>
</BODY>
</HTML>

タグ : EMBED
属性 : src=ファイル名、 autostart=自動演奏開始(true:する、false:しない)
    hidden=操作パネル表示(true:する、false:しない)
    loop=繰り返し演奏(true:する、false:しない)


 操作パネルを表示する

 [HTMLソース]タブ(左図)をクリックしてHTMLソースが編集できるようにする。
    
 ここで、EMBEDタグのhidden属性をtrueからfalseに変更する。

<EMBED src="cooking.mid" autostart="true" hidden="true" loop="true">
                                          ↓
<EMBED src="cooking.mid" autostart="true" hidden="false" loop="true">

 ブラウザで表示して確認してみよう。
    
 メディアプレーヤ(Windows Media Player)の操作パネルが表示される。
 ブラウザで表示した最初の一瞬だけメディアプレーヤ全体が表示される。音楽ファイルの再生なのでメディアプレーヤ表示部は消えて操作パネルだけになる。

 

 瞬間ではあるが、メディアプレーヤ全体が表示されてレイアウトが変わるのは困る。あるいは、操作パネルが大きすぎる、「再生」、「一時停止」と「停止」だけよいなどの場合、属性widthとheightで調整できる。

 EMBEDタグにwidth属性とheight属性を追加する。

<EMBED src="cooking.mid" autostart="true" hidden="false" loop="true">
                                          ↓
<EMBED src="cooking.mid" autostart="true" hidden="false" loop="true" width="80" height="40">

 ブラウザで表示して確認してみよう。
    

 

 操作パネルを表示するときは閲覧者が自分で操作できるので、EMBEDタグのautstart属性、loop属性はfalseに設定しておいた方がよい。


 音楽ファイルにはいろいろな形式のものが存在する。

wave Microsoft社Windows標準の音声ファイルの形式である。WAVE形式などとも呼ばれる。
wma Windows Media Audio
Microsoft社の音声圧縮フォーマットである。音楽CD並みの音質を保ったまま、低速な通信回線を通じて音声を配信することができる。
midi Musical Instrument Digital Interface
MIDIはシンセイサイザ同士、あるいはそれらとコンピュータを接続するための規約である。
mp3 MPEG Audio Layer-3
映像データ圧縮方式のMPEG-1で利用される音声圧縮方式の一つ。オーディオCD並の音質を保ったままデータ量を約1/11に圧縮することができる。


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