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5. Webページの公開と閲覧 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□■

5-1 Webページの保存場所

 インターネットでWebページを公開するには、インターネット上に接続されているサーバコンピュータ(「Webサーバ」という)の決められたフォルダに保存する必要がある。
 通常、自分のコンピュータ(「クライアント」という)でWebページを作成してファイルとして保存する。

Webページの保存場所

 このようにクライアントにあるファイルをWebサーバに保存する(転送する)ことをアップロード、この逆をダウンロードという。
 WebページをアップロードするにはFTP(File Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルを使ったソフトウェアで行うのが一般的である。ほかにWebページからアップロードできるサービスが提供されている場合もある。
 保存するための場所(ディスクスペース)は一般的に、プロバイダなどがサービスとして提供しているものを借りることが多い。

 

用語解説
サーバとクライアント (server, client)
 サーバとクライアント、いずれもコンピュータである。サーバは自身が持っている機能やデータなど、サービスを提供する側のコンピュータである。それに対して、クライアントはサーバが提供するサービスを利用する側のコンピュータである。

 

5-2 Webページの閲覧

 インターネット上に公開されているWebページは、Webブラウザと呼ばれるソフトで閲覧する。Webブラウザ(クライアント)とWebサーバとのやり取りを次に示す。

  1. Webブラウザに入力されたWebページのアドレス(URL)をWebサーバに送信して、Webページをリクエストする。
  2. Webサーバから送信されたWebページ(HTMLファイル)を受信して、タグの指示で文字データをブラウザに表示する。
  3. 画像を貼り付けるタグが現れると、その画像ファイルをサーバにリクエストする。受信した画像をブラウザに表示する。
  4. 音声を貼り付けるタグが現れると、その音声ファイルをサーバにリクエストする。受信した音声を再生する。
  5. そのほかのマルチメディアデータを貼り付けるタグが現れると、データファイルをサーバにリクエストし、再生する。

Webページの閲覧

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