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24. フレーム □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■□□□

 フレーム(Frame)とは枠のことで、このフレーム機能を使うと、Webブラウザの画面をフレームで区切り、それぞれのフレームの中に違うWebページを表示することができる。

↓フレーム1  ↓フレーム2
abc.htm
 
xyz.htm
 

 上図は、Webブラウザをフレーム機能で二分割した状態である。左側のフレーム1にファイルabc.htmの内容、右側のフレーム2にファイルxyz.htmの内容というように別々の内容を表示させることができる。
 図では、二分割であるが、何分割にでもできる。

 実際には、Webブラウザを「フレームに分割する指示」や「各フレームに表示するファイルを指定する」ためのファイルが必要になる。このファイルを「フレーム設定ページ」と呼ぶ。
 上図の二分割の場合、フレーム指示に使われるフレーム設定ページと表示されるabc.htmとxyz.htmの3つのHTMLファイルが必要になる。

 次に、フレーム設定ページのHTMLソース(タグ)の一部を示す。

<FRAMESET cols="25%,75%">    ←左右(縦)分割。横幅を25%と75%に分割。
    <FRAME name="frame1" src="abc.html">    ←1つ目のフレーム。   名前とファイル名を
    <FRAME name="frame2" src="xyz.html">    ←2つ目のフレーム。     設定している。
    <NOFRAMES>    ←フレームに対応していないWebブラウザのための設定。
    <BODY>
    <P>このページを表示するには、フレームをサポートしているブラウザが必要です。</P>
    </BODY>
    </NOFRAMES>
</FRAMESET>

 

実習22 フレーム分割したWebページを作成する。
 HPBは「Web」のサイトを開いておくこと。ファイル名は「menu1.htm」とする。
 Webページは「index.htm」を開いておくこと。


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     ↑リンク先へ移動はしない。


 操作1 トップページ(index.htm)をファイル名menu1.htmで保存する。
 トップページはサイトの入り口なので、そのままにしておく。

 操作2 フレームのページを作成する。メニューバーから次のように選択する。

[フレーム(R)] → [フレームの分割(P)...] → [縦に分割(V)]
 フレーム設定後の現在ページのダイアログで[フレーム内に表示(N)]にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックする。

 操作3 左側のフレーム(index.htm)にカーソルを移動して、メニューバーから次のように選択する。

[フレーム(R)] → [フレーム属性の変更(W)...]
 属性のダイアログで、次のように入力する。
・URL(U) = menu1.htm(変更なし)
・フレーム名(F) = menu
・サイズ = 200、ピクセル単位

 操作4 右側のフレームにカーソルを移動して、メニューバーから次のように選択する。

[フレーム(R)] → [フレーム属性の変更(W)...]
 属性のダイアログで、次のように入力する。
・URL(U) = main.htm
・フレーム名(F) = sakuhin
・サイズ = * 指定 (残り全部という意味)

 操作5 編集画面の[フレームなし]タブをクリックする。ファイル名(frame.htm)で保存する。
  このページが「フレーム設定ページ」となる。フレーム分割したWebページを見るにはこのファイル名frame.htmを指定する。

 操作6 編集画面の[ページ編集]タブをクリックして、右側のフレームにデータ(上の例参照)を入力する。

 操作7 左側のフレームのリンク設定を変更する。ターゲット(T)に"sakuhin"と設定を追加する。また、1行目の「トップへ戻る」にトップページへのリンクを設定する。このとき、ターゲット(T)は[全画面]に設定する。

 操作8 左右のフレームをそれぞれ保存する。
 メニューバーの[ファイル(F)]から[すべて保存(B)]を選択するとよい。

 操作9 Webブラウザで新しいトップページ(frame.htm)を確認する。

 操作10 サイト「Web」のWebページとして、リンクを設定する

index.htm (トップページ)
@ 「そのほかの配色のサンプル」の次の行に「フレームメニュー」と文字を入力する。
A 文字「フレームメニュー」をドラッグして選択して「frame.htm」にリンクを設定し、上書き保存する。

※注意 … 右側に表示されるサンプルのWEbページにある「トップページへ戻る」をクリックすると分割が増えるので、クリックしないこと。クリックしてしまったときは、Webブラウザの[戻る]ボタンを使う。

☆☆ 対 策(2通り) ☆☆
(1) サンプルのWebページにある「トップページへ戻る」を削除する。
(2) サンプルのWebページにある「トップページへ戻る」のリンク設定にターゲットを追加設定する。ターゲット(T) = 親ウィンドウ(または 全画面)

 操作11 2番目の対策をする。「フォント」〜「そのほかの配色」の11個のWebページにある「トップページへ戻る」のリンク設定に「ターゲット(T) = 親ウィンドウ」を追加設定して、保存する。

 操作12 Webブラウザでリンクの確認をする。

 


 コンテンツ (contents)
 内容・中身のことである。Webページでは、文章、画像、音楽などデジタル化されたデータを組み合わせた内容であり、特に、デジタルコンテンツと呼ぶこともある。


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