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自学自習システム作成 |
1.自学自習システムの概要
(1) 概要
いろいろな知識を独習できるWebサイトが多くあるが、ここでは、そのような学習の過程で知識の定着度の確認に使用される練習問題の解答・採点を行う環境をWeb上で提供する「自学自習システム」を作成する。自学自習とは、「他者に指導されるのではなく、自分で学習すること。独学。」ということである。利用者の学習進度に合わせた問題を提示したり、誤りの程度を指摘するなど高度な技術を使用したe-ラーニングと呼ばれるシステムが現れているが、専用のソフトウェアやサーバー(データベース)が必要であるなど、誰もが手軽に使用できるものとは言い難い。
ここで作成しようとしている「自学自習システム」は@問題の提示、A解答の入力、B採点、を行えるだけの簡易なものである。
問題の提示についてはホームページとして作成する。専用の作成ソフトを利用してもよいし、エディタで作成してもよい。解答の入力、正誤の表示、点数などはフォームを利用する。正誤の判定、採点はJavaScriptだけで行う。
対応する問題の形式に関しては、次のとおりである。
問題形式のイメージ(正誤判定、採点はされない)
択一問題 選択問題 記述問題 2 次の8けたの2進数を10進数と16進数に変換せよ。
(1) 11110111(2) = (@ )(10) (A )(16)
(2) 00100101(2) = (B )(10) (C )(16)
解答終了のタイミングは、制限時間を設ける方法と例えばボタンなどをクリックしたときなどが考えられる。あくまでも知識定着の確認であり、テストではないのでボタンをクリックしたときに終了するようにする。
上記の問題形式にそれぞれ解答や配点のデータを追加する必要がある。
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