課題プリント5 | マルチメディア実習 |
1.次の動作状況のシステムについてMTBF、MTTR及び稼働率を求めよ。
システム A a B b C c D d E e F MTBF MTTR 稼働率 X 32 8 28 5 26 6 28 7 27 3 33 @ A B Y 54 5 37 9 49 4 45 10 43 5 39 C D E Z 100 14 80 12 91 6 59 9 103 13 113 F G H
MTBF : 平均故障間隔時間(Mean Time Between Failure)システムの故障と故障との間の平均時間である。すなわち、稼働している平均時間である。MTTR : 平均修理時間(Mean Time To Repair)故障が発生してから修理が完了するまでの平均時間である。すなわち、故障している平均時間である。稼働率の計算稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR)
システムXの計算例
MTBF = (32+28+26+28+27+33) / 6 →@
MTTR = (8+5+6+7+3) / 5 →A
稼働率 = MTBF / (MTBF + MTTR) = 29 / (29+5.8) →B
2.次のシステム全体の稼働率を求めよ。
稼働率=X × Y
稼働率=1 - (1-X) × (1-Y)
@
A
3.次の仕様に合わせてシステムを構成せよ。また、システム全体の稼働率を求めよ。
@
図書貸借システムを構成する。
図書貸借の窓口は2カ所ある。
貸借データは1台のPCで集中管理する。
PCは3台あり、稼働率はそれぞれPC1=0.9、PC2=0.8、PC3=0.7である。
もっとも稼働率が高くなるようにシステムを構成する。
A
データベース用データ入力システムを構成する。
データの入力には3台のPCを使用する。
データの中間処理(キーワードの抽出)には2台のPCを用意し、どちらかで行う。
入力データ及びキーワードをディスクに書き込む最終処理は1台のPCで行う。
PCは8台あり、稼働率はそれぞれPC1=PC2=PC3=PC4=0.9、PC5=PC6=PC7=PC8=0.8である。
もっとも稼働率が高くなるようにシステムを構成する。
マルチメディア実習 | Copyright © 2010 Hiroshi Masuda |