○論理演算の真理値表
論理積(AND) |
論理和(OR) |
排他的論理和(XOR) |
A B |
Y |
0 0
0 1
1 0
1 1 |
0
0
0
1 |
|
A B |
Y |
0 0
0 1
1 0
1 1 |
0
1
1
1 |
|
A B |
Y |
0 0
0 1
1 0
1 1 |
0
1
1
0 |
|
Y=A・B |
Y=A+B |
Y=AB |
○ハミング符号の作り方
データビット数が4ビット、冗長(ジョウチョウ)ビット数が3ビットで考える。
位置情報の排他的論理和が0であれば、データに誤りはない。すなわち、データビットの位置情報の排他的論理和が0になるように冗長ビットの位置情報を選択して、冗長ビットを決定する。
ビット位置 |
ビット位置識別情報 |
|
1
2
3
4 |
001
010
011
100 |
データ
ビット |
5
6
7 |
101
110
111 |
冗長
ビット |
冗長ビットの組み合わせとその排他的論理和は、次の通りである。
5=101
6=110
7=111 |
5と6=101110=011
5と7=101111=010
6と7=110111=001 |
5と6と7=101110111=100 |
例えば、データビットが「0101」のとき、1のビットは1番目と3番目なので位置情報は「001(=1)」と「011(=3)」である。これらの排他的論理和は「010」となる。この「010」と「X」の排他的論理和が0になるような「X」は、「010」である。「010」になる冗長ビットの組み合わせは上の計算から5と7となるので、冗長ビットは「101」となる。できあがった冗長ビットとデータビットをつなぎ合わせてできる「101
0101」がハミング符号である。
「1010101」の確認 → 7,5,3,1ビット目が1であるから、111101011001=0となるので誤りはない。
次の表の空欄を埋めよ。
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