実習課題7(画像データ1) マルチメディア実習

 Windowsで静止画像を扱う場合、標準的な記録形式にBMP形式がある。画像を構成する画素(ドット)の情報をそのままの形(無圧縮)で保存するのでデータサイズが大きくなる。白黒(2値)の画像からフルカラー(1677万7216色)までの色数を指定できる。
  ここでは、BMP形式の画像データについて実習する。

◇ データサイズの計算

操作 1 ペイントを起動して、ファイルsample1.bmpを開く。


操作 2 メニューバーから次のように選択して、画像サイズを表に記録する。

[変形(I)] → [キャンバスの色とサイズ(A)]


課題7-1 データサイズを計算せよ。

実習の記録
画像サイズ  幅(W)=(    )ピクセル   高さ(H)=(    )ピクセル
保存形式
(ファイルの種類)
 24ビット ビットマップ
 ※ これは、1ドットあたり(   )バイトで表す。
データサイズの計算
(理論値)
 (    )ピクセル×(    )ピクセル×(  )バイト
 =(         )バイト=(      )KB

 

◇ 解像度の変更
 解像度とは、ある大きさの面積をいくつのドットで表すかを示す尺度である。ドットが多いほど画質がよくなる。解像度が高いという。

操作 3 メニューバーから次のように選択して、画像サイズを縮小する。

[変形(I)] → [伸縮と傾き(S)]
開いたダイアログボックスの「伸縮」グループを「水平方向(H):25% 垂直方向(V):25%」に設定する。
 画像サイズ(面積)が1/8になった。すなわち、元の画像の7/8の情報はなくなったことになる。


操作 4 メニューバーから次のように選択して、画像サイズを拡大する。

[変形(I)] → [伸縮と傾き(S)]
開いたダイアログボックスの「伸縮」グループを「水平方向(H):400% 垂直方向(V):400%」に設定する。
 画像サイズ(面積)が16倍になった。1ドットの情報をたて横それぞれ4倍に広げたことになる。すなわち、解像度が1/4になったことになる。
 解像度が低いと、画像や文字に「ジャギ」と呼ばれるギザギザが現れる。


操作 5 画像データを保存する。ファイル名は「sample1s.bmp」、ファイルの種類は「24ビット ビットマップ」とする。

 

課題7-2 データサイズを比較せよ。

実習の記録
  sample1.bmp sample1s.bmp
データサイズ バイト バイト
※ ディスク上のサイズではない。

 「ペイント」は解像度を変更できないので、データサイズは同じになる。sample1sの方は、1ドットをたて横4倍にしたので解像度を低くしたのと同じ画像になる。

 

◇ 色数の変更

操作 6 ペイントで、ファイルsample1.bmpを開き、「256色ビットマップ」、「16色ビットマップ」、「白黒」の設定で保存する。ファイル名は表の通りとする。

 

課題7-3 データサイズを比較せよ。

実習の記録
ファイル名 sample1a.bmp sample1b.bmp sample1c.bmp
保存形式 256色ビットマップ 16色ビットマップ 白黒
1ドットの情報量 ビット=   バイト ビット=   バイト ビット=   バイト
データサイズの計算
(理論値)
バイト バイト バイト
データサイズ バイト バイト バイト
※ 保存するとき、「色情報が失われますが・・・」のメッセージは [はい] をクリックする。


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