実習課題10(画像データ4) マルチメディア実習

 写真画像はフォトレタッチ、イラストはペイントなどで作成・加工できる。ここでは、水彩風に画像を作成するソフトを使ってみる。

◇ 線画(鉛筆画)に着色

操作 1 メニューバーから次のように選択して、sample1.bmpを開く。

[ファイル] → [写真から鉛筆画を作る]


操作 2 ツールバーから鉛筆と消しゴムを使って、鉛筆画を修正する。

輪郭が切れているところなどを鉛筆で書き足す。また、黒くなっている部分を消しゴムで消す。
この後、着色をするが、消しゴムで消せるのは鉛筆だけである。
ツールバー


操作 3 塗り絵と同じ要領で鉛筆画に着色をする。パレット

用意されている絵の具の色数は少ないが、パレットの上で色を混ぜて必要な色を作成する。
また、キャンバスの上でも色を混ぜることができる。
水彩風であるから、水をたくさん使って薄く着色することから始める。


操作 4 画像を保存する。ファイル名は「課題1」とする。メニューバーから次のように選択する。

[ファイル] → [キャンバスを保存する]
保存形式は、ゆめいろ形式、BMP形式、JPEG形式がある。ここでは、ゆめいろ形式で保存する。
ゆめいろ形式では、鉛筆画と着色部分を分けて保存する。作業中の画像はゆめいろ形式で保存する。

 

 このソフトは写真から線画(鉛筆画)が作成でき、鉛筆や消しゴムで修正ができる。しかし、鉛筆の太さが変更できないなど、細かな修正には向かない。
 前の実習で使用したGIMPで線画を作成することができる。写真画像を読み込んで、[フィルタ(R)] → [輪郭抽出(T)] → [ガウシアン差分(D)...]を選択すると輪郭部分を取り出すことができる。GIMPであれば、細かな修正も可能である。

 

◇ 白黒画像に着色

操作 5 メニューバーから次のように選択して、sample1.bmpを開く。

[ファイル] → [線画を取り込む]
カラー画像が白黒画像(線画)として取り込まれる。


操作 6 塗り絵と同じ要領で鉛筆画に着色をする。


操作 7 画像を保存する。ファイル名は「課題2」とする。

 

【課題】 適当な画像を用意して、「ゆめいろのえのぐ」で着色せよ。ファイル名は「課題3」とする。

 

 

フリーソフトウェア
 ゆめいろのえのぐ〜PaintEmotion〜(渡辺賢悟)


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