§1 VB2005によるプログラム作成1 プログラミング実習
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 VB(Microsoft Visual Basic 2005 Express Edition)を利用して、プログラムの作成方法、プロパティ、オブジェクト、イベントやメソッドについて学習する。

オブジェクト:  フォーム(Form)   ボタン(Button)


【1】 プログラム作成の準備

操作 1 VBを起動する。

[スタート] → [すべてのプログラム(P)] → [Microsoft Visual Basic 2005 Express Edition]

操作 2 メニューバーから次のように選択して、プロジェクトを作成する。

 [ファイル(F)] → [新しいプロジェクト(P)...]

結果 新しいプロジェクトのダイアログが開く。

操作 3 新しいプロジェクトのダイアログで次のように設定する。

@ [Windowsアプリケーション]のアイコンを選択する。
A プロジェクト名(N)の入力欄には「実習1はじめて」と入力する。
B [OK]ボタンをクリックする。

新しいプロジェクトのダイアログ

結果 次の図のように、新しいプロジェクトが用意される。

VB2005開発環境

操作 4 プログラムを実行する。

 メニューバーから次のように選択して、プログラムを実行する。または、ツールバーにある[デバッグ開始]のアイコンをクリックする。

 [デバッグ(D)] → [デバッグ開始(S)]

vb2005のメニューバーとツールバー

結果 ウィンドウが表示される。×をクリックしてプログラムを終了する。

操作 5 プログラムを保存する。

 メニューバーから次のように選択して、表示されるダイアログの[上書き保存(S)]ボタンをクリックして、プログラムを保存する。

 [ファイル(F)] → [すべてを保存(L)]

結果 プロジェクト保存のダイアログが表示される。

プロジェクトの保存のダイアログ

 場所(L)に表示されているフォルダの中に、ソリューション名(M)に表示されている名前のフォルダが作成されて、そのフォルダ内にファイルが保存される。

 

【2】 プロパティ

 プロパティとは、オブジェクトの性質を表すデータである。例えば、フォームの大きさや背景色などのデータである。

操作 6 ウィンドウのタイトルバーに「実習1はじめて」と表示する。

 フォーム(図@)をクリックして選択状態にすると、プロパティウィンドウにフォームのプロパティが表示される。
 Textプロパティ(図A)に設定されている「Form1」を削除して、「実習1はじめて」と入力する。

タイトルバーの文字列設定

結果 タイトルバーに「実習1はじめて」と表示される。

プロパティウィンドウのサイズ操作 7 フォーム(ウィンドウ)のサイズを500×500ピクセルに変更する。

 sizeプロパティに設定されている「300,300」を削除して、「500,500」と入力する。

 sizeプロパティの左側にある+をクリックすると、図のようにWidthプロパティとHeightプロパティが表示される。この2つのプロパティをそれぞれ500に変更しても良い。

結果 フォームのサイズが大きくなる。

プロパティウィンドウの背景色操作 8 フォーム(ウィンドウ)の背景色を変更する。

 プロパティウィンドウのBackColorプロパティをクリックすると、現在値の右側にボタン(図@)が表示される。このボタンをクリックすると色のパレットが表示されるので、カスタム・タブ(図A)をクリックして適当な色を選択する。
(テキストではオレンジ色(RGB=255,128,0)を選択。)

結果 フォームの背景色が(オレンジ色に)変わる。

 フォームに設定したプロパティは、次の3つである。
Text プロパティ … 表示する文字列
Size プロパティ(Width プロパティ、Height プロパティ) … 大きさ
BackColor プロパティ … 背景色
 これらのプロパティは、ほかのオブジェクトでも共通するものである。


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 §1 VB2005によるプログラム作成1 Copyright©2008 Hiroshi Masuda 

 

 

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