| §５ 計算(2)1 | プログラミング実習  |
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| §５ 計算(2)1 | プログラミング実習 |
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2つの数値データの四則演算（＋，－，×，÷）を計算して結果を表示するプログラムで、フォーカスの移動について学習する。
オブジェクト： ラジオボタン(RadioButton)
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①：ラベル 入力欄の説明用 ②：テキストボックス データ入力欄 ③：ラジオボタン ④：ボタン |
【１】 プログラム作成の準備
操作 1 Windowsアプリケーションを作成するためのプロジェクトを作成する。
プロジェクト名は「実習５計算2」とする。
操作 2 フォーム(Form1)のプロパティを次のように設定する。
Font.Size 12 (ポイント) Text 実習５計算2 Size 480, 180
操作 3 上の図を参考にして、必要なオブジェクトを配置し、プロパティを設定する。
① ラベル
(3個)(Name) → Label1、 Text → 数値1、 AutoSize → True
(Name) → Label2、 Text → 数値2、 AutoSize → True
(Name) → Label3、 Text → 答え、 AutoSize → True② テキストボックス
(3個)(Name) → Data1、 Text → 0
(Name) → Data2、 Text → 0
(Name) → Kotae、 Text → 0③ ラジオボタン
(4個)(Name) → RadioButton1、 Text → 加算、 Checked → True
(Name) → RadioButton2、 Text → 減算
(Name) → RadioButton3、 Text → 乗算
(Name) → RadioButton4、 Text → 除算④ ボタン
(3個)(Name) → KeisanButton、 Text → 計 算
(Name) → ClearButton、 Text → クリア
(Name) → EndButton、 Text → 終 了
操作 4 プログラムを保存する。 （ ［ファイル(F)］ → ［すべてを保存(L)］ ）
操作 5 プログラムを実行する。
数値は入力できるが、どのボタンをクリックしても何も起こらない。
【２】 計算の処理とラジオボタン
ラジオボタンが複数あるときは、どれか一つだけをクリックして選択することができる。どのラジオボタンが選択されているかは、Checkedプロパティで調べることができる。選択されていれば True、選択されていなければFalseとなる。
操作 6 ［計算］(KeisanButton)のクリックイベントに対応するメソッドを次のように作成する。
Private Sub KeisanButton_Click(ByVal sender As System.Object,
ByVal e As System.EventArgs) Handles KeisanButton.Click
Dim x1 As Double, x2 As Double
If DataCheck2() = False Then 'データをチェック
Exit Sub
'データerrorのときプロシージャ終了
End If
x1 = Val(Data1.Text)
x2 = Val(Data2.Text)
If RadioButton1.Checked = True Then 'ラジオボタン1選択(＋)
Kotae.Text = Str(x1 + x2)
ElseIf RadioButton2.Checked = True Then 'ラジオボタン2選択(－)
Kotae.Text = Str(x1 - x2)
ElseIf RadioButton3.Checked = True Then 'ラジオボタン3選択(×)
Kotae.Text = Str(x1 * x2)
ElseIf RadioButton4.Checked = True Then 'ラジオボタン4選択(÷)
Kotae.Text = Str(x1 / x2)
End If
End Sub
○DataCheck2メソッド
Private Function DataCheck2() As Boolean 'このメソッドは「計算(1)」で作成したものと同じ
If IsNumeric(Data1.Text) = False Then
MsgBox("Error")
Data1.Focus()
Data1.SelectAll()
Return False
End If
If IsNumeric(Data2.Text) = False Then
MsgBox("Error")
Data2.Focus()
Data2.SelectAll()
Return False
End If
Return True
End Function
操作 7 プログラムを実行する。数値1と数値2を入力して、［計算］ボタンをクリックする。
操作 8 ［クリア］(ClearButton)と［終了］(EndButton)のクリックイベントに対応するメソッドを作成する。［クリア］は数値の入力欄と答えの欄の3カ所を0で初期化する。
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| §５ 計算(2)1 | Copyright©2008 Hiroshi Masuda |