§6 アニメーション(1)1 | プログラミング実習 |
画像データを切り替えて表示するアニメーションのプログラムについて学習する。
オブジェクト: ピクチャボックス(PictureBox)、 タイマー(Timer)
【1】 プログラム作成の準備
操作 1 Windowsアプリケーションを作成するためのプロジェクトを作成する。
プロジェクト名は「実習6アニメーション」とする。
操作 2 フォーム(Form1)のプロパティを次のように設定する。
Size 800, 600 Text 実習6アニメーション
操作 3 プログラムを保存する。 ( [ファイル(F)] → [すべてを保存(L)] )
操作 4 画像データを用意する。(サイズ50×50で作成しても良い。)
画像データファイルright1.gifとright2.gifを適当なフォルダにコピーする。
テキストでは、画像データをマイドキュメントに保存する。
right1.gif
right2.gif
【2】 画像データの配置
操作 5 PictureBoxオブジェクトをフォームに1つ配置する。配置は、ツールボックスの[PictureBox]をダブルクリックする。また、プロパティを次のように設定する。
(Name) MainPict Location 10, 50
操作 6 MainPictオブジェクトに画像データを設定する。
@ プロパティウィンドウのImageプロパティをクリックして、右端に現れる [...] ボタンをクリックする。
リソースの選択のダイアログが開く。
A リソースの選択のダイアログの[プロジェクト リソース ファイル(P)](図@)にチェックを入れ、[インポート(M)]ボタン(図A)をクリックする。
開くのダイアログが開く。
B 開くのダイアログで画像データファイルright1.gifとright2.gifを選択して、[開く(O)]ボタンをクリックする。
開くのダイアログが閉じて、リソースの選択のダイアログに戻る。
C リソースの選択のダイアログのright1を選択し、[OK]ボタン(図B)をクリックして、ダイアログを閉じる。
MainPictに画像が表示される。
リソースとして登録された画像データファイルは、ソリューションエクスプローラで確認することができる。
登録したりソースを利用する方法は、あとで説明する。
リソースとして登録した画像データファイルは、次のフォルダに保存される。
・・・\実習6アニメーション\実習6アニメーション\Resources\
操作 7 MainPictのサイズを画像に合わせる。
SizeModeプロパティをNormalからAutoSizeに変更する。
AutoSizeに設定すると、画像ファイルの大きさに合わせてピクチャボックスの大きさが設定される。
SizeModeプロパティをStretchImage、Zoom、CenterImageにしたときの状態は次の図の通りである。
状況に応じて使い分けるとよい。
§6 アニメーション(1)1 | Copyright©2008 Hiroshi Masuda |