§1 VB.NETによるプログラム作成 | プログラミング実習 |
☆ ☆ ☆ 課 題 ☆ ☆ ☆
【問題1】 次のVBに関する文章の空欄を埋めよ。
ウィンドウ上に配置されているボタン、入力欄や画像など、プログラムを構成するためのものを( @ )と呼ぶ。この( @ )を配置するウィンドウは( A )と呼ばれる。( @ )の大きさや色など、その性質を設定するデータを( B )と呼ぶ。利用できる( @ )は、( C )に用意(表示)されている。
例えば、“キーボードを押した”や“マウスをクリックした”など、特定の出来事が起こる(発生する)ことを( D )と呼ぶ。この(D)の発生によって対応するプログラムが処理されるような形式を( E )と呼ぶ。
( D )の発生によって対応するプログラムは、( F )と呼ばれる。( F )とは「手続き」のことである。VBでは次のようなキーワードで( F )の範囲を表す。
Private ( G ) メソッド名
…
( H )
プロパティのデータは、( I )で設定するだけでなく、プログラムでも設定することができる。また、メソッドもイベントに対応したものだけでなく、プログラマが自由に作ることができる。
語群
Sub、 End Sub、 イベント、 イベントドリブン、 オブジェクト、 ツールボックス、
フォーム、 プロパティ、 プロパティウィンドウ、 メソッド
【課題1】 次のプログラムを作成せよ。 プロジェクト名:課題01
コマンドボタンを2つ配置して、図のようにボタンに表示する。コマンドボタンのサイズおよび配置場所は適当でよい。
[赤色]ボタンをクリックするとフォーム(ウィンドウ)の背景が赤色になり、[終了]ボタンをクリックするとプログラムが終了するようにする。
【課題2】 次のプログラムを作成せよ。 プロジェクト名:課題02
コマンドボタンを1つ配置して、「ボタン移動」と表示する。
(Name) | MoveButton | Size | 75, 23 |
Location | 100, 50 | Text | ボタン移動 |
[移動]ボタンをクリックするとフォーム内の別の場所に移動するようにする。移動先の座標は乱数によって作成する。次のようなメソッドを作成して特定の範囲の座標が得られるようにする。
Private Function Ransuu(ByVal lower As Integer, ByVal upper As Integer)
As Integer
Return Int((upper - lower + 1) * Rnd() + lower)
End Function
X座標の範囲は0からXaまでである。Xaはウィンドウの幅からボタンの幅を引いた値で、次の式で求まる。
Xa = Me.ClientSize.Width - MoveButton.Width
同じように、Y座標の範囲は0からYbまでである。Ybはウィンドウの高さからボタンの高さを引いた値で、次の式で求まる。
Yb = Me.ClientSize.Height - MoveButton.Height
変数XaとYbを使って、移動先の座標(x,y)は次の式で求めることができる。
x = Ransuu(0, Xa) : y = Ransuu(0, Yb)
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