///　実習F2　ファイル処理	プログラミング実習

プロジェクト名　　実習F2ウインドウの情報

説明

　ウインドウの表示位置と大きさをファイル(WinInfo.txt)に保存する。次回起動時にそのファイルから表示位置と大きさを読み込み、前回のウインドウを再現する。

デザイン

フォームのプロパティ 　Font.Size = 11 　Size = 280, 100 　MaximizeBox = False 　MinimizeBox = False

コード�@(プログラム)    まず、このプログラムで動作確認せよ　

Public Class Form1
　　Private Sub Form1_Move(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles Me.Move　　　　　　　　'ウインドウが移動したとき実行されるメソッド
　　　　lblWZahyou.Text = Me.Left.ToString & "," & Me.Top.ToString
　　End Sub

　　Private Sub Form1_SizeChanged(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles Me.SizeChanged　　　　　　　'ウインドウがサイズ変更したとき実行されるメソッド
　　　　lblWSize.Text = Me.Width.ToString & "," & Me.Height.ToString
　　End Sub

コード(プログラム)    [終了ボタン]のメソッドは省略しています。　

　　'終了時に実行されるメソッド
　　 Private Sub Form1_FormClosing(sender As Object, e As System.Windows.Forms.FormClosingEventArgs) Handles Me.FormClosing
　　　　Dim dat As String
　　　　dat = Me.Left.ToString & "," & 　�@　.ToString
　　　　dat = 　�A　 & ","
　　　　dat = dat & 　�B　.ToString & "," & Me.Height.ToString
　　　　My.Computer.FileSystem.　�C　("WinInfo.txt", dat, False)
　　End Sub

　　'起動時に実行されるメソッド
　　Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles Me.Load
　　　　Dim dat, item() As String
　　　　If My.Computer.FileSystem.FileExists("WinInfo.txt") = 　�D　  Then
　　　　　　dat = My.Computer.FileSystem.ReadAllText("WinInfo.txt")
　　　　　　item = dat.Split(",")
　　　　　　　�E　 = CInt(item(0))
　　　　　　Me.Top = CInt(item(1))
　　　　　　Me.Width = CInt(item(2))
　　　　　　　�F　 = CInt(item(3))
　　　　End If
　　End Sub
End Class

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@ 　　�A 　　�B 　　�C
　　�D 　　�E 　　�F
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

キーワード

MaximizeBoxプロパティ … 最大化のボタンの使用可(True)/不可(False)を設定する。
MinimizeBoxプロパティ … 最小化のボタンの使用可(True)/不可(False)を設定する。
Moveイベント … フォーム(ウインドウ)を移動すると発生する。
SizeChangedイベント … フォーム(ウインドウ)のサイズを変更すると発生する。

解説

　ウインドウの座標(x,y)は、Me.LeftとMe.Topで設定・参照できる。
　ウインドウの大きさは、Me.WidthとMe.Heightで設定・参照できる。
　データファイルWinInfo.txtには、Me.Left、Me.Top、Me.Width、Me.Heightの順で「12,34,56,78」のように記録される。

テスト

□ 実行後、ウインドウに対して移動、サイズ変更すると表示が変わる。
□ 終了前に、座標とサイズをメモし、終了する。もう一度実行すると、同じ位置に同じ大きさでウインドウが開く。

Moeo

○コントロールボックス
　タイトルバーには［最大化］ボタン、［最小化］ボタンと［閉じる］ボタンがある。
　この3つのボタンをあわせてコントロールボックスといい、ControlBoxプロパティで表示、非表示の設定ができる。

ControlBox	MaximizeBox	MinimizeBox	状態(図はWin Xp)
True	True	True
False	True/False	True/False
True	False	True
True	True	False
True	False	False

True/Falseは、TrueでもFalseでも可を表す。

○プログラム起動時のウインドウの位置
　フォームには、起動時の位置を設定するStartPosition プロパティがある。このプロパティのデフォルト(既定)値は、WindowsDefaultLocation となっている。

プロパティの値	働き
CenterParent	フォームは、親フォームの境界内の中央に配置される。
CenterScreen	フォームは、現在の表示の中央に配置され、フォームのサイズとして指定された大きさになる。
Manual	フォームの位置は、Location プロパティによって決定される。
WindowsDefaultBounds	フォームは Windows の既定位置に配置され、Windows の既定により決定されている境界を持つ。
WindowsDefaultLocation	フォームは Windows の既定位置に配置され、フォームのサイズとして指定された大きさになる。

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