/// 問題 F | プログラミング実習 |
☆ ☆ ☆ 問 題 F ☆ ☆ ☆
【1】次のVBに関する文章の空欄を埋めよ。
コンピュータに入力したデータは、コンピュータの @ に記憶されるので、電源を切ると消えてしまう。入力データを残すには、 A などにファイルとして保存しておくのが一般的である。ファイルとして保存するときは、内容がわかるようなファイル名を付けて保存することが望ましい。
VBでファイルを処理するには、 B オブジェクトの読み書きをするメソッドを利用する。テキストデータのファイルを一度に読み込むには、ファイル名を指定して C メソッドを利用する。テキストデータをファイルに書き込むには、ファイル名、書き込むデータ、追記するかどうかを指定して D メソッドを利用する。このとき、ファイルにデータを追加書き込みする場合は E を指定する。
ワープロや表計算などのアプリケーションでは、ファイルの読み書き時にファイル名やフォルダを選択することができるダイアログが表示される。VBでは、オブジェクトとして用意されている。開くのダイアログは
F オブジェクト、保存のダイアログは G オブジェクトである。これらファイルのダイアログを表示するには、 H メソッドを使う。ファイルのダイアログで選択したファイルは、 I プロパティで参照できる。また、このプロパティにあらかじめファイル名を設定しておけば、ダイアログを表示したときの初期値とすることができる。ファイルのダイアログには、ファイル名の入力欄の近くに「ファイルの種類」を選択する欄があり、ここに種類を設定するには
J プロパティにする。また、最初に何番目のフィルタを表示させるかは K プロパティに設定する。
Filename Filter FilterIndex My.Computer.FileSystem OpenFileDialog
ReadAllText SaveFileDialog ShowDialog True WriteAllText
ハードディスク メモリ
【2】次の説明を読み、設問に答えよ。
図は、ハードディスクのCドライブのフォルダの状態を示したものである。このCドライブには、projA, projB, projCの3つのフォルダがある。また、それぞれのフォルダにはbin,obj,projの3つのフォルダがある。(図はprojAフォルダのbin,obj,projフォルダだけ示してある。)
@ プログラムなどでフォルダやファイルを指定するとき、例えば、C:\projA\binのようにドライブレター※(C:)、フォルダ名やファイル名を”\”で区切って表す。また、projAのprojフォルダにあるファイルForm1.vbは、C:\projA\proj\Form1.vbと表す。絶対パス指定やフルパス(Full
Path)という。
では、projBのprojにあるForm1.vbをフルパスで答えよ。
※ドライブレター … ハードディスクやCDドライブなど補助記憶装置に割り当てられる英字1文字のこと。
A VBで作成したプログラムファイル(実行ファイルという)は、”プロジェクト名.exe”というファイル名で、binフォルダに保存されることとする。例えば、プロジェクトprojAの実行ファイル名はprojA.exeとする。この実行ファイルはフルパスでC:\projA\bin\projA.exeと表す。
では、プロジェクトprojCの実行ファイルをフルパスで答えよ。
B ファイル操作の対象となっているフォルダ(ディレクトリともいう)をカレントディレクトリ(Current Directory)という。VBで作成したプログラムを起動したときは、実行ファイルが保存されているフォルダがカレントディレクトリとなる。
では、プロジェクトprojBのプログラムを実行したときのカレントディレクトリをフルパスで答えよ。
C プロジェクトprojAのプログラムを実行して、次のプログラムでデータをファイルに書き込んだ。作成されるデータファイルをフルパスで答えよ。
My.Computer.FileSystem.WriteAllText(”data2.txt”, ”テストデータ”, False)
【3】次の説明に合うVBのイベント名を答えよ。また、そのイベントに対応するメソッドを記号で答えよ。
ア Private Sub Form1_Load(…) Handles Me.Load
イ Private Sub Form1_FormClosing(…) Handles Me.FormClosing
ウ Private Sub Form1_SizeChanged(…) Handles Me.SizeChanged
エ Private Sub Form1_Move(…) Handles Me.Move
オ Private Sub Button1_Click(…) Handles Button1.Click
カ Private Sub TextBox1_TextChanged(…) Handles TextBox1.TextChanged
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