ドリル作成ツール VB6
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論理演算ドリルの作成

 ここからは、論理演算ドリルを作成していく。共通で利用できる部分についてはそのまま利用できるので、ここでは固有の処理について説明する。

 10.初期化の処理

 ウィンドウのデザインは次図のとおりとした。問題の種類の部分を変更しただけである。

 オプションボタンoptShinsuはフレーム上に3個ずつ配置している。フレーム上の3つのオプションボタンのうち1つだけValueプロパティをTrueに設定しておく。図では2進数のオプションボタンのValueプロパティをTrueに設定している。そのほかはFalseである。
 オプションボタンは、問題作成時に参照するだけなので特別な処理(プログラム)は必要ない。
 フレームは参照したりすることがないので、オブジェクト名は既定のFrame1, Frame2,...のままでよい。

 定数などを設定している。フォームの(General), (Declarations)にプログラムする。

Option Explicit

Const MONMAX = 50  '最大出題数
Const SYURUI = 4    '問題の種類
Const WA = 0        '論理和
Const SEKI = 1      '論理積
Const EXOR = 2      '排他的論理和
Const HOSU2 = 3     '2の補数
Private Sub Form_Load()
'初期設定
    Dim n As Integer

    InitComm            '共通の初期化
    InitUsage           '使用法初期化
    For n = 0 To SYURUI - 1
        txtMonSuu(n).Text = "0"
        vsrMonSuu(n).Value = 0
        vsrMonSuu(n).min = MONMAX
        vsrMonSuu(n).max = 0
    Next n
    txtMondai.Left = TabStrip1.ClientLeft   'タブ内テキストボックス設定
    txtMondai.Top = TabStrip1.ClientTop
    txtMondai.Width = TabStrip1.ClientWidth
    txtMondai.Height = TabStrip1.ClientHeight
    Me.Show
    txtMonSuu(0).SetFocus
End Sub

 Form_Loadプロシージャは基数変換ドリル作成ツールと同じである。

 次に、InitUsageプロシージャを示す。

Private Sub InitUsage()
    USAGE = "=== 使い方 ===" & vbCrLf & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "(1) 1バイトか2バイトかを選択します。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "(2) 作成する問題の出題数を入力します。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  入力欄にキーボードから入力するか、横のアップダウンカウン" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  タをクリックします。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  出題数が0の問題は作成されません。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "(3) 出題する進数を選択します。答えも同じ進数となります。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "(4) [作成開始]のボタンをクリックすると問題が表示されます。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  HTML化するには下の[HTML]のタブをクリックします。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "(5) 保存するにはファイル名を入力して、[保存]のボタン" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  をクリックします。" & vbCrLf
    USAGE = USAGE & "  表示されている問題データが保存されます。" & vbCrLf
End Sub


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Copyright © 2003 Hiroshi Masuda 

 

 

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