リッチテキスト試作 VB6 |
リッチテキストの中身1
リッチテキストボックスに入力された文字列データは、テキストボックスと同じようにプロパティに記憶されている。
文字列だけ(文字属性を除く)のデータはTextプロパティに記憶されている。その内容を右側のテキストボックスで見てみよう。リッチテキストの内容を変更するとChangeプロシージャが呼び出されるのでそこへリッチテキストの内容をテキストに表示するプログラムを書く。
・プログラムリスト
Private Sub Form_Load() Text1.Text = RichTextBox1.Text End Sub Private Sub RichTextBox1_Change() Text1.Text = RichTextBox1.Text End Sub
実行して、リッチテキストの文字に文字属性を設定しても、テキストボックスの方は文字属性のない文字だけであることがわかる。
リッチテキストの中身2
文字属性を含む文字列のデータはTextRTFプロパティに記憶されている。プログラムを次のように変更して文字属性を含むデータを見てみよう。
・プログラムリスト
Private Sub Form_Load() Text1.Text = RichTextBox1.TextRTF End Sub Private Sub RichTextBox1_Change() Text1.Text = RichTextBox1.TextRTF End Sub
実行すると、テキストボックスに意味不明(実際には属性のデータなどである)の文字列が表示される。
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