リッチテキスト試作4

リッチテキスト試作　VB6

リッチテキスト　試作Ⅳ

ファイルへの入出力

　テキストボックスに入力したデータの読み書きは、①ファイルを開き(Oprn)、②データを読み(Input)／書き(Print)して、③ファイルを閉じる(Close)、という手順が必要であった。
　リッチテキストに入力したデータの読み書きには、LoadFileメソッド、SaveFileメソッドが用意されており、このメソッドを使うだけで処理してくれる。

使い方
RichTextbox1.LoadFile filename [, type]
RichTextbox1.SaveFile filename [, type]
　　　　type　　テキスト = rtfText、　　リッチテキスト = rtfRTF

　フォーム上に次図のようにオブジェクトを配置する。

　テキストボックス(Text2)
　　Height … 270、　　　Left … 4560、　　　Top … 6360、　　　Width … 2535
　　Caption … （なし）

　開くボタン(Command3)
　　Height … 375、　　　Left … 6120、　　　Top … 5880、　　　Width … 975
　　Caption … 開く

　Text保存ボタン(Command4)
　　Height … 375、　　　Left … 7200、　　　Top … 5880、　　　Width … 975
　　Caption … Text保存

　RTF保存ボタン(Command5)
　　Height … 375、　　　Left … 7200、　　　Top … 6360、　　　Width … 975
　　Caption … RTF保存

・プログラムリスト

Private Sub Form_Load()
　　Dim n As Integer

　　ChDrive App.Path
　　ChDir App.Path
　　Text1.Text = RichTextBox1.TextRTF
　　　… 省略 …
End Sub

　テキストボックス(Text2)に入力したファイル名でファイルがこのプログラム（アプリケーション）と同じフォルダを使うようにカレントドライブとカレントディレクトリを移動する命令を追加している。

Private Sub Command3_Click()
    RichTextBox1.LoadFile Text2.Text    '読み込み(開く)
End Sub

Private Sub Command4_Click()
    RichTextBox1.SaveFile Text2.Text, rtfText    'テキスト保存
End Sub

Private Sub Command5_Click()
    RichTextBox1.SaveFile Text2.Text, rtfRTF    'リッチテキスト保存
End Sub

リッチテキスト 試作Ⅳ

リッチテキスト　試作Ⅳ