§1 人に使ってもらうソフトウェア VB6
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 ウィンドウ(フォーム)下部の空いた部分をなくすには、フォームのサイズを変更すればよい。
 デザイン時にフォームをクリックすると図のようにフォームの周囲に8個の四角が表示される。このうち、青色の四角部分にマウスを合わせると矢印(ポインタという)の形状が変わる。このとき、マウスをドラッグするとサイズを変更することができる。(図1-4-1)

図1-4-1

 ウィンドウのサイズはフォーム(Form1)のHeightプロパティ(高さ)とWidthプロパティ(幅)で設定することもできる。ここは目で確認しながらサイズを変更した方がよい。


タイトルバー設定

 初期状態でフォームのタイトルバーには「Form1」と表示されている。このタイトルバーに表示させる文字列は変更することができる。
 タイトルバーを設定するには、フォーム(Form1)のCaptionプロパティで設定することができる。ここでは、「電圧の計算(オームの法則)」とする。(図1-4-2)

図1-4-2


=== ポイント ===
 サイズを設定するプロパティは、多くのオブジェクトで共通である。
  ・Height プロパティ … オブジェクトの 高さ を表す値
  ・Width プロパティ  … オブジェクトの を表す値
 
 表示する文字列を設定するプロパティも、多くのオブジェクトで共通である。
  ・Caption プロパティ … オブジェクトに 表示する文字列 を表す値
 ただし、テキストボックスは、Text プロパティで設定する。
 
 プロパティはオブジェクトに対するデータである。したがって、プロパティだけでなくオブジェクトとともに使う。オブジェクトとプロパティの名前をピリオドでつないで使う。
    オブジェクト.プロパティ


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