§1 人に使ってもらうソフトウェア VB6 | |
(5) オブジェクトの位置合わせ |
ラベルで表示した「電流の値[A]」とその右のテキストボックス(Text1)の上下の位置がずれている(図1-5-1)。ベースのラインがそろっている方が見た目が良い。これは、趣味の問題かな? ちょっとしたこだわりである。
図1-5-1 |
ラベルで表示した「電流の値[A]」とテキストボックス(Text1)の位置を合わせる。各オブジェクト(ラベルとテキストボックス)の配置座標は、TopプロパティとLeftプロパティで細かく調整できる。
図1-5-2は、元のラベルとテキストボックスのTopプロパティがともに120のとき、ラベルのTopプロパティに40を加算して160に変更したものである。
図1-5-2 |
見た目や便利に操作ができるようにするためには、手間をおしまずにトコトンこだわってみよう。
=== ポイント === 配置する座標を設定するプロパティは、多くのオブジェクトで共通である。 ・Top プロパティ … オブジェクトの y座標 を表す値 ・Left プロパティ … オブジェクトの x座標 を表す値
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=== VBの設定 === VBの標準設定では、オブジェクトを120単位でしか配置できないようになっている。メニューバーの[ツール(T)]→[オプション(O)...]を選び、全般タブをクリックするとし下図のようなウィンドウ(ダイアログ)が表示される。ここの幅と高さの値を変更すればよい。 ただし、オブジェクト同志の間隔は120が標準的なので、ここの値は変更せずにTopやLeftプロパティで調整しよう。 ※1 このチェックを外すと、フォーム上の点々(グリッド)は表示されない。 ※2 単位twipの1twipは、プリンタの1/20ポイントで、1,440twipで1インチ、567twipで1cmとなる。 |
大きさの単位 VisualBasicでは、大きさの単位にTwipが使われている。フォームのプロパティで設定したHeightとWidthのサイズの単位はTwipである。1Twipは、「プリンタの1ポイントの 1/20で、1,440Twipで1インチ、567Twipで1cmとなる。」と説明されている。 なじみのあるドット(ピクセル)という単位に換算すると次のような関係にある。 1Twip = 1/15ドット (15Twip = 1ドット) |
(5) オブジェクトの位置合わせ | |
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