§1 人に使ってもらうソフトウェア VB6 | |
(7) 実行時のウィンドウ |
ウィンドウサイズの変更
プログラム実行中は、コントロールボックスの最大化ボタンを使わなくてもウィンドウのサイズを変更できる。
ウィンドウのフレーム(枠)にマウスを移動させると、マウスの形状が両端の矢印に変わる。この状態でマウスをドラッグするとウィンドウのサイズを変えることができる。
このように、フレームをドラッグすることによるウィンドウサイズの変更をさせないようにするには、フォームのBorderStyleプロパティを“1-固定(実線)”にする。通常は、“2-可変”となっている。
ウィンドウの出現位置
実行するごとにウィンドウが出現する位置が変わる。これは、ウィンドウが重なって表示されないようにWindows(OS)が出現位置を少しずつ変えているからである。
実行時のウィンドウを常にディスプレイの中央に表示したいことがある。
フォームのStartUpPositionプロパティを“2-画面の中央”に設定することで、実行時のウィンドウ表示位置を常にディスプレイの中央にすることができる。通常は、“3-Windowsの既定値”となっている。
ウィンドウの表示状態
プログラム実行時のフォームウィンドウの表示状態を変更することができる。
例えば、実行時のウィンドウを最小化の状態、すなわち最小化ボタンをクリックした状態で表示させるには、フォームのWindowStateプロパティを“1-最小化”にする。通常は、“0-標準”となっている。
(7) 実行時のウィンドウ | |
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