§2 電圧、電流、抵抗の値を求めるツール VB6 | |
(1) オプションボタンのサンプル T |
電圧、電流、抵抗のうち、どの値を計算するかを選択して、計算するために必要な値を入力すると計算結果を表示するツールを作成する。
このように3つの項目(電圧、電流、抵抗)のうち一つだけを選択するようなとき、オプションボタン(Option Button)を使う。
新規フォームを用意して、オブジェクトは図のように、オプションボタン を3個、ラベルを1個配置する。オプションボタンは配置した順にOption1, Option2, Option3と自動的に名前(オブジェクト名)が付けられる。
図2-1-1 |
オプションボタンの主なプロパティ
Caption プロパティ 表示するメッセージ(文字列) Value プロパティ 値の設定・取得
(チェックされていればTrue、されていなければFalse)
オプションボタンのOption1オブジェクトをクリックすると、Option1_Clickプロシージャが実行される。
オプションボタンの状態によって、Label1のメッセージを変更するプログラムを次に示す。
・プログラムリスト
Private Sub Option1_Click() If Option1.Value = True Then Label1.Caption = "電流を選択" End If End Sub Private Sub Option2_Click() If Option2.Value = True Then Label1.Caption = "電圧を選択" End If End Sub Private Sub Option3_Click() If Option3.Value = True Then Label1.Caption = "抵抗を選択" End If End Sub
(1) オプションボタンのサンプル T | |
Copyright © 2001,2002 Hiroshi Masuda |