カード・ゲームの制作 VB6
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 1. 実行例とゲームの流れ

 トランプを使ったカードゲームのカブを制作する。

 カブは手札の数字の合計を9に近づけるゲームで、親(コンピュータ)との1対1の対戦とする。
 次図のようにゲームが進められる。

@ 場と親にカードを配付する。
A プレーヤーは得点を賭けるカードを選択し、賭点を入力する。
B さらに、カードが配付される。選択したカードに1枚配付されたとき、もう一枚引くかどうか選択する。
C すべての配付が終わると、勝ち負けを判定し、得点計算する。


 2. ゲームのルール

 実際のカブのルールとは少し違うが、ここでは次のようなルールでプログラミングしていく。

使用カード:  スペード、クラブ、ハート、ダイヤ、それぞれA(1)から10までの40枚。
ゲームの目的:  カードの合計点数を9点に近づける。
 カードの合計点数は10の位を除いたものになる。例えば、合計が15であれば合計点数は5点となる。
ゲームの流れ:  場に4枚、親に1枚を表向きに配る。プレーヤーは場の4枚から賭けるカードを一つ選択し、賭け点を決める。場のカードに1枚ずつ追加配布する。このとき、さらに1枚要求できる(最大3枚)。親にも同じように追加配布する。合計点と役によって勝敗を判定する。
役: ・シッピン  Aと4 (プレーヤーのみの役)   賭け点×3倍
   ・クッピン  Aと9 (ディーラーのみの役)   無条件で勝ち、プレーヤーの役も無効にする
   ・嵐  3枚とも同じ数字カード       賭け点×5倍(ただしA、3、5、10は10倍)
   ・順子
    (シュンツ)
 同じスートで連番          賭け点×5倍


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Copyright © 2004 Hiroshi Masuda 

 

 

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