| ネットワーク VB6 | |
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チャットとは、ネットワークで接続されたコンピュータ同士で文字データの送受信を行い、リアルタイムで文字による会話をするためのものである。
まずは、1対1でチャットができるプログラムを作成するが、基本的にはネットワーク通信プログラムと同じである。
処理の概要
サーバとの接続が完了した後は、サーバとクライアントそれぞれから送信されたデータを受信して表示する。
サーバのフォーム準備
新規フォームを用意し、プロパティを次のように設定する。
Caption … チャット（サーバ）、 Height … 3600、 Width … 4800
フォームに次のようなコントロールを配置する。
ラベル(Label1)
Caption … 接続先、 Left … 120、 Top … 160、 AutoSize … True
ラベル(Label2)
Caption … 入力、 Left … 120、 Top … 2880、 AutoSize … True
テキストボックス(txtRComp)
Text … なし、 Height … 270、 Left … 840、 Top … 120、 Width … 3735
テキストボックス(txtDisplay)
Text … なし、 Height … 2295、 Left … 120、 Top … 480、 Width … 4455
MultiLine … True、 ScrollBars … 2 - 垂直
テキストボックス(txtInData)
Text … なし、 Height … 270、 Left … 600、 Top … 2835、 Width … 3135
コマンドボタン(cmdSoushin)
Caption … 送信、 Height … 255、 Left … 3840、 Top … 2880、 Width … 735
Winsock(Winsock1)
実行時には表示されないので適当な位置に配置する。大きさは固定である（サイズ変更できない）。
Winsockコントロールで通信を行うときに使用できる通信プロトコルには、TCP/IPとUDP (User Datagram Protocol)がある。どちらを選ぶかはProtocolプロパティで設定する。TCP/IPのときはsckTCPProtocol、UDPのときはsckUDPProtocolを設定する。最初（初期値、デフォルト）は、sckTCPProtocolが設定されているので、ここではそのまま使う。UDPについてはヘルプ（Winsock コントロールの使い方）を参照のこと。
クライアントのフォーム準備
VisualBasicをもう一つ起動する。新規フォームを用意し、プロパティを次のように設定する。
Caption … チャット（クライアント）、 Height … 3600、 Width … 4800
フォームに次のようなコントロールを配置する。
ラベル(Label1)
Caption … 接続先、 Left … 120、 Top … 160、 AutoSize … True
ラベル(Label2)
Caption … 入力、 Left … 120、 Top … 2880、 AutoSize … True
テキストボックス(txtRComp)
Text … なし、 Height … 270、 Left … 840、 Top … 120、 Width … 2895
テキストボックス(txtDisplay)
Text … なし、 Height … 2295、 Left … 120、 Top … 480、 Width … 4455
MultiLine … True、 ScrollBars … 2 - 垂直
テキストボックス(txtInData)
Text … なし、 Height … 270、 Left … 600、 Top … 2835、 Width … 3135
コマンドボタン(cmdSetsuzoku)
Caption … 接続、 Height … 255、 Left … 3840、 Top … 120、 Width … 735
コマンドボタン(cmdSoushin)
Caption … 送信、 Height … 255、 Left … 3840、 Top … 2880、 Width … 735
Winsock(Winsock1)
実行時には表示されないので適当な位置に配置する。大きさは固定である（サイズ変更できない）。
サーバとクライアントのフォームが準備できたので、次にプログラムを作成していく。
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| Copyright © 2001 Hiroshi Masuda |