2−4 並べ替え(ソート)
【演習5】 成績一覧表を席次順にソートします。
- 成績表内(A3〜J20)のセルをアクティブセルにします。
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図2-12 並べ替えのダイアログ |
- メニューバーから次のように選択します。
[データ(D)] → [並べ替え(S)...]
並べ替えダイアログが表示されます。
- 並べ替えのキー(基準となる列)を席次にして、OKボタンをクリックします。
[[別の方法]]
並べ替えのキーが一つだけのときは、アイコンを利用することができます。席次順のときは、アクティブセルをJ列に置いてからアイコンをクリックします。
【課題】 席次順に並んでいることを確認できたら、番号順に並べ替えます。
アクティブセルを表内に入れ、並べ替えを選択すると自動的にデータ範囲が解析されます。このデータ範囲の解析がうまくいかないときは、あらかじめ選択範囲を指定してから並べ替えを選択します。 |
2−5 個人票の作成
シート見出しのSheet2をクリックします。個人票のサンプルが用意してあります。
番号をキーにしてSheet1から名前と成績を検索させる計算式(VLOOKUP関数)を入力していきます。また、グラフ(レーダーチャート)も作成します。
【演習6】 番号から名前を検索する計算式を入力します。(計算式の入力参照)
- アクティブセルをG3へ移動します。
- アイコン をクリックし、VLOOKUP関数を探して選択します。
- 検索値の参照ボタンをクリックします。ワークシートのセルF3(番号)をクリックし、 [F4] キーを押します。決定ボタンをクリックします。
検索値は、$F$3と表示されます。
- 範囲の参照ボタンをクリックします。シート見出しのSheet1をクリックします。選択範囲はA4からJ18までを指定し、 [F4] キーを押します。決定ボタンをクリックします。
範囲は、Sheet1!$A$4:$J$18と表示されます。
- 列番号(検索値と範囲の左端列の値が一致したとき、取り出したいデータの列番号のこと。名前は範囲の2列目です。)の入力バーに2を入力します。
- 検索の型(範囲の左端列の値が整列されているときは0以外、整列していないときは0となります。)の入力バーに1を入力します。
- OKボタンをクリックします。
名前が表示されます。
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図2-13 関数ウィザード(VLOOKUP) |
【演習7】 成績などを検索する計算式を入力します。(コピー機能を使います。)
- アクティブセルをG3へ移動し、アイコン をクリックします。
- A6からH6まで範囲指定をします。メニューから次のように選択して、計算式だけをコピーします。
セルには名前が表示されます。
[編集(E)] → [形式を選択して貼り付け(S)...]
ダイアログの[数式(F)]をクリックしてOKボタンをクリックします。
通常の貼り付けでは、書式も含めてすべてコピーされます。この場合、罫線が消えてしまいます。
- セルA6をアクティブにします。数式バーをクリックして、列番号を国語の3に変更します。
番号1の国語の成績が表示されます。
- 以降、同じ要領で、数式を修正して正しい値が表示されるようにします。
【演習8】 グラフ(レーダーチャート)を作成します。
- A5からE6まで範囲指定をします。
- メニューから次のように選択してグラフウィザードを表示します。
[挿入(I)] → [グラフ(H)...]
または、このアイコン→
- グラフの種類を(1)〜(3)の順にクリックします。
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図2-14 グラフウィザード1
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- グラフウィザード2/4はデータ範囲の設定です。先にデータ範囲を設定してるので次へのボタンをクリックします。
- 今回、凡例は必要ありませんので、表示しないようにします。
- 凡例タブをクリックします。(1)
- 凡例を表示する(S)のチェックをはずします。(2)
- 次へのボタンをクリックします。(3)
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図2-15 グラフウィザード2
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- グラフウィザード4/4は、作成したグラフをどのシートに貼り付けるかを選択するもので、Sheet2のデータを使用しているので貼り付け先もSheet2になっています。このままで良いので、完了ボタンをクリックします。
- グラフがシートに貼り付けられるので、グラフエリアの四隅(図の水色部分)あたりでドラッグして適当な位置に移動します。
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図2-16 シートに貼り付けたグラフ
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- 番号の数字を変更すると、データとグラフが変わることを確認します。
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Copyright © 2002 Hiroshi Masuda |