コンピュータの基本操作
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実習 1 果物の「仕入れ表」を作成する。

実習1 課題作品

操作1 表計算ソフト(Microsoft EXCEL)を起動する。

操作2 表の項目名(1行目)を入力する。

@ A1(A列1行)セルをアクティブセルにして「通番」と入力する。[Enter]キーを押すとアクティブセルがA2(次の行)に移動する。
A B1(B列1行)セルをアクティブセルにして「日付」と入力する。(B1をクリック、またはカーソル移動キーで移動する。)
B 以下同じようにして、C1セルに「商品名」、D1セルに「単価」、E1セルに「仕入れ数」、F1セルに「金額」と入力する。

操作3 通番を入力する。(連続データの入力)

フィルハンドル@ A2セルに「1」、A3セルに「2」と入力しする。
A A2セルからA3セルまでドラッグしてセル範囲を選択する。
フィルハンドルB 枠の右下にあるフィルハンドルにマウスを合わせ、A11セルまでドラッグする。
  3〜10までの連続データが入力される。
オートフィル
 フィルハンドルでデータを入力する機能である。
 A3セルに「3」を入力して同じ操作をすると1, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15, 17, 19のような連続データが入力される。

 

操作4 日付を入力する。

@ B2セルに「4/1」と入力する。
  [Enter]キーを押すと「4月1日」と表示される。数式バーには年月日(例えば2004/4/1)が表示される。
データのコピーA B2セルを右クリックして、メニューから[コピー]を選択する。
B B3セルからB6セルまでドラッグしてセル範囲を選択する。
C セル範囲の中で右クリックして、メニューから[貼り付け]を選択する。
  選択した範囲(B3セルからB6セル)に「4月1日」が入力される。
D 同じようにして、B7セルからB11セルに「4月16日」を入力する。
オートフィル機能
 B2セルをアクティブセルにしてフィルハンドルをドラッグすると4月2日、4月3日、・・・のように連続データが入力される。
 [Ctrl]キーを押しながらドラッグすると4月1日、4月1日、・・・のように同じデータが入力される。

 

操作5 商品名と単価を入力する。

@ C2セルからC6セルまで、順に「りんご」、「みかん」、「いちご」、「ぶどう」、「レモン」と入力する。
A D2セルからD6セルまで、順に「68」、「52」、「123」、「105」、「87」と入力する。
データのコピーB C2セルからD6セルまでドラッグしてセル範囲を選択する。その範囲内で右クリックして、メニューから[コピー]を選択する。
データの貼り付けC C7セルを右クリックして、メニューから[貼り付け]を選択する。
  下図のようにデータがコピーされる。
データのコピー結果

操作6 仕入れ数を入力する。

 E2セルからE11セルまで順に次のデータを入力する。
 80, 120, 250, 50, 50, 90, 110, 280, 70, 50

操作7 金額を入力する。(数式の入力)

 金額は「単価×仕入れ数」で計算できるので、このセルには計算式(数式という)を入力する。数式は「=」ではじめる。 F2セルに入力する計算式は「D2セル×E2セル」である。

@ F2セルに「=」を入力する。([Enter]キーはまだ押さないこと。)
数式入力A D2セルをクリックする。
  「=D2」と表示される。
B 「*」を入力する。([Enter]キーはまだ押さないこと。)
  「=D2*」と表示される。
数式入力C E2セルをクリックする。
  「=D2*E2」と表示される。
数式入力D [Enter]キーを押す。
  計算結果「5440」が表示される。数式バーには「=D2*E2」と表示される。
数式
 数式には四則演算として次の記号を使う。
 加算 +   減算 −   乗算 *   除算 /
 
セル参照
 数式に入力されたD2やE2というセル名のことで、そのセルのデータを参照することである。

操作8 金額を入力する。(数式のコピー)

@ F2セルを右クリックして、メニューから[コピー]を選択する。
A F3セルを右クリックして、メニューから[貼り付け]を選択する。
  数式がF3セルにコピーされる。
 F2セルのデータ「=D2*E2」をF3セルにコピーするとF3セルのデータは「=D3*E3」となっている。行番号が1つ増えるので数式も連動して変化する。
数式のコピーB F3セルをアクティブセルにして、フィルハンドルをF11までドラッグする。(フィルハンドルでコピー)
  下図のようにF4セルからF11セルまで数式がコピーされる。
数式のコピー
セルの相対参照
 セルのコピーなどで相対的に変化するセル参照のこと。

操作9 仕入れ数と金額の合計(4月の合計)を追加する。

@ B12セルに「4月合計」と入力する。
A E12セルに「=SUM(」と入力する。([Enter]キーはまだ押さないこと。)
合計計算B マウスでE2セルからE11セルまでをドラッグする。(セルの範囲参照)
C E12セルに「)」を入力して、[Enter]キーを押す。
  合計の値「1150」が表示される。数式バーには「=SUM(E2:E11)」と表示される。
数式のコピーD E12セルをアクティブセルにして、フィルハンドルをF12までドラッグして数式をコピーする。
数式コピーの結果
関数
 数式には四則演算以外に関数が使える。SUMは合計を計算する関数である。
 ツールバーの[オート SUM]アイコンオートサムのアイコンをクリックしても同じようにできる。
 
セルの範囲参照
 セルの連続した範囲を参照するには":"でつなぐ。
 例えば、E2:E11はE2セルからE11セルまでの範囲を表す。

操作10 表(ブック)を保存する。

 メニューから次のように選択する。

[ファイル(F)] → [名前を付けて保存(A)...]

 保存先(ここではマイドキュメント)を選択する。ファイル名は自由に付けられるが、ここでは「仕入れ表」とする。

操作11 表をプレビューする。

 印刷の前にどのように印刷されるかを確認する。
 メニューから次のように選択する。

[ファイル(F)] → [印刷プレビュー(V)]

  紙に印刷された状態が表示される。

操作12 表を印刷する。

 メニューから次のように選択する。

[ファイル(F)] → [印刷(P)...]

保存と印刷
 保存と印刷については「ワープロ」でも説明してあるので詳しくはそちらを参照する。


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 Copyright © 2005 Hiroshi Masuda

 

 

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