コンピュータの基本操作
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 3. グラフの作成

 アンケート結果の集計表など、グラフにすることで大まかな状況がとらえられる。ここでは、作成した表からグラフを作成するための基本的な操作方法について実習する。

(A) グラフの作成

 グラフ作成にはグラフウィザードを使用する。グラフウィザードはメニューから次のように選択するか、またはツールバーから[グラフウィザード]アイコングラフのアイコンをクリックする。

[挿入(I)] → [グラフウィザード(H)...]

グラフウィザード グラフウィザードを選択すると図のようなダイアログが順番に4つ表示される。グラフの種類など順番に選択してグラフを作成する。
 グラフウィザードは次の4つに分かれている。

  1. グラフの種類
  2. グラフの元のデータ
  3. グラフのオプション
  4. グラフの作成場所

 作成したグラフは元のデータと連携しているので、元のデータを変更するとそれに合わせてグラフも変更される。 


(B) グラフエリア

 作成したグラフは元のデータがあるシートに貼り付けるか、グラフ用の新しいシートに貼り付けることができる。貼り付けたグラフの領域をグラフエリアと呼び、画像や図形などと同じように大きさや場所を自由に変更することができる。また、グラフのツールバーが表示され、[グラフオブジェクト]のリストからグラフエリア内の各パーツを選択し、[書式設定]のアイコンでフォントや色などの設定ができる。

グラフエリア




☆グラフエリアについて
タイトル文字
グラフ、タイトル文字 タイトル文字をクリックする、またはグラフのツールバーの[オブジェクトリスト]からグラフタイトルを選択するとタイトル文字が選択状態になる。もう一度、タイトル文字をクリックするとタイトル文字の編集ができる。また、枠線をドラッグするとタイトル文字の貼り付け場所を移動できる。
 
凡例
 グラフ、凡例凡例をクリックする、またはグラフのツールバーの[オブジェクトリスト]から凡例を選択すると凡例が選択状態になる。凡例の領域内をドラッグすると貼り付け場所を移動できる。凡例の各項目は元のデータで変更すると反映される。
プロットエリア
 グラフ、プロットエリアグラフのツールバーの[オブジェクトリスト]からプロットエリアを選択するとグラフ全体が選択状態になる。枠線をドラッグするとグラフ全体の貼り付け場所を移動できる。また、四隅にあるサイズ変更ハンドルでグラフ全体のサイズを変更できる。
系列要素
 グラフ、系列要素円グラフをクリックする、またはグラフのツールバーの[オブジェクトリスト]から系列を選択すると円グラフが選択状態になる。このとき、グラフをドラッグすると要素ごとに切り離されたものになる。
 また、グラフ、系列要素円グラフが選択状態で、WindowsXPの部分をクリックすると系列のその要素だけが選択状態になり、さらにその部分をドラッグすることで部分的に切り離して強調することができる。
 系列の要素だけを選択した状態でツールバーの[書式設定]アイコンをクリックする、または要素をダブルクリックすると書式設定のダイアログが表示され、色やパターン(塗りつぶし方)などが設定できる。
 グラフ、白黒印刷用白黒印刷の場合は色づけするより模様で表す方がよい。書式設定のダイアログで[塗りつぶし効果(I)...]ボタンをクリックし、[パターン]タブをクリックして、パターン、前景(黒)、背景(白)を選択する。すべての要素について設定する。


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 Copyright © 2005 Hiroshi Masuda

 

 

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