EXPO '70 せんい館 パンフレット (2) | EXPO '70 パンフレットへ戻る |
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《せんい館》の展示は 四部構成 強く“感覚”に訴えます
映像の題名は「アコ」−−−主演女優の愛称です。ストーリーらしいものは、ありません。若い女性「アコ」を通じて、1970年代の衣環境、時代感覚、青春のイメージを、直接肌で感じていただくための新映像です。ドームの内壁には、「アコ」の彫刻がスクリーンとともに張りめぐらされ、映像はスクリーン外にも飛びだして、彫刻とからみ、音響・光とともにドーム内をかけめぐり、はねかえり、そこに未知の世界の楽しさを展開します。 「アコ」の映像方式は、万国博ではしめて公開されるもので、映像・音響・光がドーム内に飛びだし、観客の人数の大小・動き・観る位置などによって感じ方がかわる≪せんい館≫独特の計算がなされ、空間芸街というまったく新しい分野をここにきりひらいたのです。 あなたが、「アコ」と遊ぶ時間は15分間です。
パターン・スライド"紋様こ"−A 花や蝶などの画かれたパネルがスライドして、美しい柄・模様の変化をくり広げます。 カラー・ゴーランド−B アダムとイブの昔から'70年代までの服装の変せんを、ファンタジックなシルエットで表現します。 ホワイト・ワールド−C カラフル・ワールド−C' 白の部屋とカラフルな部屋の対比の中で、よそおいを感じ、また未来インテリアの世界を暗示しています。 ブラウン管は訴える 上の2つの部屋でのいこいのひととき、ブラウン管に繊維のふるさとや生いたち、そのイメージが写しだされます。 「フラーワーズ・コットン」日本綿業振興会・IICの提供/「絹と蝶」日本絹業協会の提供/「人間のもの化学せんい」日本化学繊維協会の提供/「私は羊」日本羊毛紡績会・IWSの提供。 すばらしい憩いの場 バラの園 ≪せんい館≫の正面前広場には、華麗なモードを演出するせんいの世界を象徴するかのような美しいバラ園があり、入場者の人気を集めています。 このバラは、世界各国から集められたもので、花の女王と呼ばれるバラの目も鮮やかな美しさと香気が満喫できます。 ≪せんい飴≫に、文字どおり花をそえる憩いの場となっているのです。 |
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≪せんい館≫は若いあなたのパビリオン
ロビーは赤い天井に赤いカベ、敷きこまれた真紅のカーペット。赤一色に統一されたごうかな空間です。 ロビーに展示されている繊維のオブジェは、≪せんい館≫のために世界各国からわざわざおくられてきた貴重なものです。 ロビー人形 フロックコートの奇妙な人形が、皆さまをお迎えします。人形は集まってあやとり遊びをしたり、不思議な言葉で話しかけたりします。 あやとり遊びは、一本の糸を織ったり編んだりすることから始まる「豊かな衣生活」を、不思議な言葉は、繊維のとどまるところを知らない未来を表現したものです。 空間ディスプレイ−鳥 空を飛んでみたいという果てしない人間の夢、宇宙時代の現代と永遠に羽ばたき続ける限りない繊維の未来を、ロビースペースの空間ディスプレイ−−−「鳥」で、豊かに象徴しました。「鳥」は、特殊な 照明装置によって、赤いロビー内や大ドームの壁面 に影を落として、大乱舞をはじめます。
U型のショウ・エリアでは、国内や国際的な団体の、ウールやシルク、化学せんい、コットンなどの華麗なショウがつぎつぎと繰り広げられる予定です。 ≪大しめ飾り≫ I.F.C.A.T.I会議(せんい国際合議)の大阪開催を記念して世界各国から贈られた生地を使った“大しめ飾り”が館内ロビーの壁面を飾っています。長さ10m、幅2mの巨大なもので、カラフルで力量感にあふれ、友好と親善の気持を、 日本古来の祝祭のシンボル“しめ飾り”で表現したものです。 動くファッションー−−− ホステスのコスチューム 総勢45名の≪せんい館≫ホステスが、身につけるコスチュームは、とき・ところ・場合によって、色・柄・スタイル・素材が多彩に変化します。 ≪せんい館≫らしい動くファッションにご注目ください。 |
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Copyright © 2003 Hiroshi Masuda