ハードウェアの基礎 |
10進数が数値を0から9までの数字で表すのに対して、2進数では数字の0と1だけで表す。
コンピュータの内部でのデータの処理は、この2進数で行われている。電流の流れていない状態と流れている状態が、それぞれ数値の0と1に対応する。
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3×102+2×101+1×100=321
(3×100+2×10+1×1=321)
すなわち、百の位、十の位、一の位というように各けたに重みがある。
同じように2進数にも各けたに重みがある。
例えば、2進数の101は次のように表せる。
1×22+0×21+1×20=5
(1×4+0×2+1×1=5)
10進数と区別するため、2進数の数値の後ろに(2)または“B”をつける。
ex. 0100(2)=4
ex. 0100B=4
2進数を10進数に変換するときは、例えば2進数の1001Bの場合、次のようになる。
8 4 2 1 1001
8+1=9 となる。
けたの重みが1の部分の重みを加える。
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3×102+2×101+1×100=321
(3×100+2×10+1×1=321)
すなわち、百の位、十の位、一の位というように各けたに重みがある。
同じ様に16進数も各けたに重みがある。
例えば、16進数の101は次のように表せる。
1×162+0×161+1×160=257
(1×256+0×16+1×1=257)
10進数と区別するため、16進数の数値の後ろに”H”をつける。
ex. 11H=17
BASIC言語では、先頭に“&H”をつける。C言語では、先頭に“0x”をつける。
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8 4 2 1 11118+4+2+1=15=FH
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