実習課題11(動画データ1) | マルチメディア実習 |
Webページの動画コンテンツとして利用されるものに、FlashやアニメーションGIFがある。
Flashは、アドビシステムズ(Adobe Systems)が開発している動画やゲームなどを扱うための規格及びそれを制作する同社のソフトウェア群の名称である。同じようなものに、Microsoft社のSilverlightがある。
アニメーションGIFとは、複数のGIF形式の画像を一つのファイルにしたもので、ブラウザで表示させると、設定時間こどに画像が切り替わることで動画のように見せる。ただし、音声が扱えないことや複雑な動画を表現できないこと、また、ブラウザの種類によってはアニメーションとして表示されないなどの問題もある。
ここでは、動画の基本であるアニメーションGIFで動画データを作成する。
操作 1 「giam208」フォルダの中にあるgiam(フリーソフト)を起動する。
◇ アニメーションGIFファイル作成
操作 2 「giam208\Sample\Kanji」フォルダの中にあるサンプルの画像ファイルを読み込む。
ツールバーの[ファイルからコマの付足し](図@)をクリックして、hitsu01.bmpからhitsu15.bmpまでのファイルを順に読み込む。
操作 3 アニメーションを確認する。
ツールバーの[VIEW](図A)をクリックする。
操作 4 画像データのサイズを最適化する。
ツールバーの[各コマサイズの最適化](図B)をクリックする。
元のサイズは82×82であるが、各コマのサイズが小さくなっていることを確認する。
操作 5 コマの表示時間を変更する。
最後の15コマ目を選択して、右側の[ウェイト[1/100s]]の値を100(1秒)に変更する。
完成した文字が確認できる(1秒間表示される)。
操作 6 データをファイル名Kakijun.gifで「実習課題7」フォルダに保存する。
保存時のオプション(左図)はそのままにしておく。
操作 7 アニメーションGIFのデータを確認する。
ブラウザ(インターネットエクスプローラ)を起動して、ファイルKakijun.gifをブラウザにドラック&ドロップする。
【課題】 アニメーションGIFで、動画データを作成せよ。
・画像データは「ペイント」などで作成する。
・データファイルはすべて「実習課題7」フォルダに保存する。
・サイズは320×320ピクセルの範囲内とする。
作例 「球の跳ね返り」、「○○のジャンプ」、「○○の移動(動き)」「果物の皮をむく様子」、「花火」、「ボーリング」、「起立・礼・着席」、「書き順」 など
フリーソフトウェア
Giam ver.2.08(古溝 剛)
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