///　実習F1　ファイル処理	プログラミング実習

プロジェクト名　　(実習F1テキストファイルの読み書き)

説明

　データに変更ある場合、[クリア]、[読み込み]、[終了]の前に保存するかどうかを確認する。

デザイン

　フォームのプロパティ　　Text = 実習F1テキストファイルの読み書き5
　[追加] 　ラベル　　Name = lblHenkou 　　Text = "変更"

コード�@(プログラム)    変更部分のみ 及び 新規作成

　　Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles Me.Load
　　　　<< 略 >>
　　　　lblHenkou.　�@　 = "" 　　　　'変更なし　　←追加
　　End Sub
 
　　Private Sub tbxData_TextChanged(sender As System.Object, e As System.EventArgs) Handles tbxData.TextChanged
　　　　lblHenkou.　�A　 = "変更あり"
　　End Sub

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@ 　　�A
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

解説

　起動時、変更はないので、lblHenkouの変更の表示を消す。
　tbxDataのデータに変更があると、TextChangedイベントが発生するので、それに対応するメソッドを作成してlblHenkouに「変更あり」と表示する。
　lblHenkouの表示データによって、変更ありかなしかを判定できる。

コード�A(プログラム)    新規作成 End Sub と End Class の間に作成する。

　　Private Sub KakuninFileWrite()　　　　　　　'[メソッドの新規作成]
　　　　Dim res As DialogResult
　　　　If lblHenkou.Text = "" Then 　　　'変更なければ、
　　　　　　Exit Sub　 　　　　　　　　　　　　　　　　　'このメソッドを終える。
　　　　End If
　　　　res = MessageBox.Show("データに変更があります。保存しますか?", "実習F1", MessageBoxButtons.YesNo)
　　　　If res = Windows.Forms.DialogResult.No Then　　　 '[いいえ]のとき、
　　　　　　Exit Sub　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 'このメソッドを終える。
　　　　End If
　　　　'以下は、btnFWrite_Clickメソッドと同じ
　　　　　�@　 = tbxFName.Text
　　　　res = 　�A　
　　　　If res = Windows.Forms.DialogResult.OK Then
　　　　　　tbxFName.Text = SaveFileDialog1.FileName
　　　　　　My.Computer.FileSystem.WriteAllText(tbxFName.Text, tbxData.Text, False)
　　　　End If
　　End Sub

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@ 　　�A
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

解説

　変更の有無を確認する。変更がなければ、Exit Subでこのメソッドを終える。
　次に、保存するかどうかを尋ねる。保存しない([いいえ])とき、Exit Subでこのメソッドを終える。

コード�B(プログラム)    変更部分のみ 及び 新規作成

　　Private Sub tbxClear_Click(sender As System.Object, e As System.EventArgs) Handles tbxClear.Click
　　　　KakuninFileWrite() 　　　　←追加
　　　　tbxData.Text = ""
　　　　lblHenkou.Text = 　　�@　　 　　　　'変更なし　　←追加
　　End Sub

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

解説

[クリア]の前に保存するかどうかを確認する。

コード�C(プログラム)    変更部分のみ

　　Private Sub btnFRead_Click(sender As System.Object, e As System.EventArgs) Handles btnFRead.Click
　　　　Dim res As DialogResult
　　　　　　　�@　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ←追加
　　　　OpenFileDialog1.FileName = tbxFName.Text
　　　　res = OpenFileDialog1.ShowDialog()
　　　　If res = Windows.Forms.DialogResult.OK Then
　　　　　　tbxFName.Text = OpenFileDialog1.FileName
　　　　　　tbxData.Text = My.Computer.FileSystem.ReadAllText(tbxFName.Text)
　　　　　　lblHenkou.Text = "" 　　　　'変更なし　　　　　 ←追加
　　　　End If
　　End Sub

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

解説

　[読み込み]の前に保存するかどうかを確認する。

コード�D(プログラム)    新規作成

　　Private Sub Form1_FormClosing(sender As Object, e As System.Windows.Forms.FormClosingEventArgs) Handles Me.FormClosing
　　　　Dim res As DialogResult
　　　　KakuninFileWrite()
　　　　res = MessageBox.Show("終了しますか?", "実習F1", MessageBoxButtons.YesNo)
　　　　If res = Windows.Forms.DialogResult.No Then
　　　　　　e.Cancel = 　�@　 　　　　　　　'終了をキャンセルする(終了しない)
　　　　End If
　　End Sub

解答欄（英数字は半角で入力すること。余分な空白は入れないこと）
　　�@
　　　解答を入力し、［解答チェック］ボタンをクリックする。正解は　　　、不正解は　　　で表示される。

キーワード

　FormClosingイベント … プログラムが終了するときに発生するイベント。

解説

　[終了]の前に保存するかどうかを確認する。
　(Form1イベント)のFormClosingメソッドを用意する。このFormClosingイベントは、このプログラムが終了するときに発生する。
　引数e(As System.Windows.Forms.FormClosingEventArgs)のCancelプロパティにTrueを設定するとプログラム終了を取りやめることができる。
　[終了]に対応するbtnOwari_Clickにこのプログラムを書くと、ウインドウの閉じる×ボタンをクリックしたときには処理されない。

テスト

□ データに変更を加えると、「変更あり」と表示される。
□ 「変更あり」の表示があるとき、[クリア]、[読み込み]、[終了]の処理前に保存するかどうかを確認のダイアログが開く。
□ [終了]と閉じる×ボタンのどちらで終了しても確認のダイアログが開く。

///　実習F1　ファイル処理	Copyright©2014 Hiroshi Masuda