§1 文字列の処理 T VB6 | |
(3) 文字列の一部分を取り出す (Mid関数) |
処理の確認にはプログラムを作成することもできるが、ここでは「イミディエイト ウィンドウ」を利用する。
イミディエイト ウィンドウの利用方法
文字列操作関数
文字数をバイト単位(1バイトずつ)で数えるMidB関数もある。
Mid(文字列, 開始位置 [, 文字数])
文字列 の開始位置 から文字数 分の文字列を取り出す。開始位置 は先頭からの文字数である。先頭から取り出すとき開始位置 は1である。
文字数 は省略することができる。省略したときは文字列 の最後まで取り出す。
開始位置 、文字数 は全角文字と半角文字のどちらも1文字と数える。
@ abcdeの3文字目から2文字取り出す。
例1 文字列abcdeの3文字目から2文字を取り出して表示する。
次に、文字列abcdeの3文字目以降を取り出して表示する。
A 文字数を省略している。3文字取り出すのではなく、3文字目から最後まで取り出している。
1行目 for n=1 to 5:? mid("abcde",n,1):next n は次のようにプログラムを書いたのと同じである。
例2 文字列abcdeの先頭から順に1文字ずつ取り出して表示する。 for n=1 to 5 ? mid("abcde",n,1) next n取り出す開始位置を変数nで指定して、開始位置から1文字だけ取り出している。
: (コロン)は命令を区切る。実際のプログラムを書くときには、プログラムが読みにくくなるので、なるべく使わない方が良い。
(3) 文字列の一部分を取り出す (Mid関数) | |
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