§1 文字列の処理 T VB6
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 処理の確認にはプログラムを作成することもできるが、ここでは「イミディエイト ウィンドウ」を利用する。
 イミディエイト ウィンドウの利用方法


 文字列操作関数

 Mid(文字列, 開始位置 [, 文字数])
 
 文字列開始位置 から文字数 分の文字列を取り出す。開始位置 は先頭からの文字数である。先頭から取り出すとき開始位置 は1である。
 文字数 は省略することができる。省略したときは文字列 の最後まで取り出す。
 開始位置文字数 は全角文字と半角文字のどちらも1文字と数える。
 文字数をバイト単位(1バイトずつ)で数えるMidB関数もある。
例1 文字列abcdeの3文字目から2文字を取り出して表示する。
  次に、文字列abcdeの3文字目以降を取り出して表示する。
 @ abcdeの3文字目から2文字取り出す。
 A 文字数を省略している。3文字取り出すのではなく、3文字目から最後まで取り出している。
例2 文字列abcdeの先頭から順に1文字ずつ取り出して表示する。
 1行目 for n=1 to 5:? mid("abcde",n,1):next n は次のようにプログラムを書いたのと同じである。
for n=1 to 5
    ? mid("abcde",n,1)
next n
 取り出す開始位置を変数nで指定して、開始位置から1文字だけ取り出している。
 : (コロン)は命令を区切る。実際のプログラムを書くときには、プログラムが読みにくくなるので、なるべく使わない方が良い。


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Copyright © 2002 Hiroshi Masuda 

 

 

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